肝臓の重要な機能の1つに、いろいろな内分泌腺でつくられた生成物(ホルモン)の分解があります。甲状腺や副腎、ランゲルハンス島(膵島。膵臓の中のホルモン分泌細胞)、女性の卵巣、男性の睾丸などの内分泌腺は、それぞれ特有のホルモンをつくって放出しています。 しかし、これらのホルモンが、役割を終えた後でいつまでも体内に残っていると、逆に障害を引き起こす要因となります。そこで、用済みとなったホルモンは、すみやかに分解しなければなりません。 しかし、肝臓がんによって肝臓の機能が低下すると、これらのホルモンをすみやかに分 ...