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考え方

絶望から立ち直る方法は?

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私はサポート活動を通じて「メンタル的に立ち直れない」「辛すぎて何もできない」という人たちと多く接してきました。

何もしていない時に、ふと涙があふれたり、3日ほど何も食べられない・・・など、人によって様々な状況を経験されています。

なんと表現していいか難しいですが「虚脱感、これからの不安、恐怖」を強く感じている心理状態だといえます。

ひとことでいえば「絶望」です。

希望を持てない、という生ぬるいものではなく「何も手につかない」という状況です。

このような心理状態からどうやって立ち直ることができるのでしょうか?

私が実際にどのようにお伝えしているのかというと・・・

《逆境は天からの贈り物。乗り越えられない逆境はありません!》

・・・などと、ふわっとした「名言のようなこと」は言いません。名言も悪くはないですがもう少しリアリティというか、人生の生活に根差したアドバイスが必要だからです。

「逆境」というのは生き続けていることが前提です。苦難、試練というのは生きる道の中にあるものです。

死の恐怖、自分がこの世からいなくなるかもしれない、という状況は「逆境」というには軽すぎます。

とても乗り越えられない逆境もあるのです。

完全に人生の景色が変わってしまったこと。

もう取り戻せないものがあることを、受け入れざるをえないこともあるのです。


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どうすればよいのか

絶望しても、人生の時間は流れていきます。

日々の家事や仕事など、やるべきことは止まってくれません。絶望していても仕事をしなきゃいけない、出掛けて用事を済ませなければならない。

「それどころじゃないんだよ。何もできないんだよ」という気持ちになるでしょう。

しかし「時間が流れていく」ということに、絶望から立ち直るためのヒントがあるのです。

わずかに残った気力を振り絞って、仕事ややるべきことをやっていく中で「不安や恐怖を感じる時間」が減っていきます。

脳は常日頃からグルグルと色んなことを考えていますが、一度にひとつのことしか考えられません。

何かに集中している瞬間(例えば仕事でお客さんと会話しているとき)に、自分の将来について考えることはできないのです。

笑いながら怒る、怒りながら笑うことができないのと同じで、人と話しているときに心の底からの絶望はできないのです。

そうやって、心が絶望に支配されている時間を削っていくことが、立ち直る一歩になります。

告知をされた瞬間は絶望でも、いくらか日にちが経つにしたがって少しずつ絶望のパーセンテージが減少していき、そのぶん「なんとか前を向いて時間を大事にしたい」という気持ちが入り込む隙間がちょっとずつ生まれてきます。

強い絶望でも時間が経てば少し落ち着いてくる、というのは(私なりの分析では)そういうメカニズムだと思っています。

また絶望に戻るのか。前へ踏み出すのか。その境界線を乗り越えるには

少し落ち着いてきても、また絶望の中へ身を投じてしまう人がいます。うつを併発するなど深刻な心理状態が続く人は少なくないです。

いっぽうで、少しずつ回復を続ける人がいます。「泣き言を言わず、笑顔を取り戻した」という人も少なくありません。家族の方から「あの人は本当に強い」と感嘆されるくらいの人もいます。

もちろん、生まれもった性格や幼少から形成してきた考え方にもよりますが、私が「絶望から立ち直るために必要なこと」として、とても重要だと思うことが1つあります。

それは、「自分がコントロールできることに焦点をあて、それをやる」

ことです。

ふとした悩み、恐怖が頭をもたげたとき、あれこれ思索をめぐらす前に「私がコントロールできる部分はどこなのか?」と自問自答します。

例えば「この痛みが転移だったらどうしよう」という不安の場合。

できることは何か?というと、実際にそうなのか調べることだけです。コントロールできるのは「明日、調べてもらおう」「一週間続けば調べてもらおう」などと決めて実際にそうすることです。

痛みの原因をあれかな?これかな?どうしよう?と思い続けていると、恐怖や不安に心が支配され続けてしまいます。

「考えてもどうしようもないこと。答えの出ないこと」は、すぐに頭の中から追い出して「自分ができることは何なのか?」と自分に質問してみることが大切です。

こういう思考に慣れている人もいて、自然にそうする人もいますが、慣れていない人は意識して自分の頭の中を整理することが大切です。

辛いことや不安を完全に忘れて生きることは(よほど楽観的な人でなければ)難しいことです。

それらを引きずってでも人生は続きます。であれば、できるだけ穏やかな気持ちで、不安や恐怖に心を支配されずに生きていきたいですね。

・・・・・

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、治ったみたいです。おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、もう10年以上も患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

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