25.抗がん剤・分子標的薬

パクリタキセル(アブラキサン)の主な副作用と特徴、効果について

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アブラキサンの主な副作用と特徴

・一般名:nabパクリタキセル パクリタキセル(アルブミン懸濁型)
・商品名:アブラキサン
・投与経路:点滴静注
・血管外漏出による皮膚障害のリスク:高
・催吐リスク:軽

<特徴>

作用機序:微小管の脱重合阻害により抗腫瘍効果を発揮するパクリタキセルを人血清アルブミンに結合させて生理食塩液での調剤を可能にした製剤。
※ポリオキシエチレンヒマシ油と無水エタノールを含まないため、過敏症予防の前投薬が不要で、アルコール過敏患者へも投与可能。
代謝経路:肝代謝、胆汁排泄

<代表的なレジメン

乳がん、胃がん、非小細胞肺がん:単剤投与
治療切除不能な膵がん:GEM+nab-PTX療法

・使用時の注意点

投与方法:点滴静注。他の薬剤とは混注しない。
投与禁忌:パクリタキセル、アルブミン過敏症の既往、感染症合併など
併用禁忌:パクリタキセルを参照
慎重投与:骨髄抑制、肝・腎機能障害、間質性肺炎・肺線維症、高齢者

・重大な副作用

骨髄抑制
末梢神経障害

・その他注意が必要な副作用

血管外漏出
間質性肺炎

・投与に関するポイント

末梢神経障害(発症率58.8%)は、アブラキサン投与が長期にわたると発現頻度が高くなる。生活に合わせ、転倒やけがの予防など日常生活上の注意点を確認することが重要。

脱毛の発現率は83.3~94.5%。

末梢神経障害は、客観的評価が困難な症状。 具体的な動作で何が問題かを伝えることで主治医も把握しやすい。末梢神経障害が増強した場合は、治療の延期や減量を検討する必要がある。

・・・

以上、アブラキサンの情報でした。

がんと闘うには、行われる治療の情報(目的や効果)を具体的に理解しておくことが大切です。

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