07.乳がん

乳がん治療費のモデルケース(例)|乳房全摘出+術後抗がん剤治療+ホルモン療法

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乳がん治療費乳房全摘出+術後抗がん剤治療+ホルモン療法

乳がんで「乳房全摘出+術後抗がん剤治療+ホルモン療法」を受けた場合の治療費についてモデルケースを提示します。

実際の医療費は病状や施設によって異なりますが、参考にはなると思います。

■乳房全摘出+術後抗がん剤治療+ホルモン療法の治療費(モデルケース)

・病状
閉経前の30歳代の女性。しこり5cmの浸潤がんで、リンパ節転移あり。ホルモン受容体陽性、HER2陰性。

・治療方針
乳房切除術(全摘)の後、化学療法とホルモン療法(抗工ストロゲン剤+LH-RHアゴニスト製剤)を行う。乳房再建術を検討。

・治療経過
入院翌日に乳房切除術とリンパ節郭清を行い、術後5日目に退院。入院6泊7日。

手術後、抗がん剤治療としてFEC 4サイクル+パクリタキセル 4サイクル。閉経前のため、抗工ストロゲン剤+LH-RHアゴニスト製剤の併用を5年間行う。

■治療費の概算(自己負担額(3割)の金額)

概算費用 治療スケジュール
手術+入院 260,000円(センチネルリンパ生検含む) 入院6泊7日
抗がん剤治療 FEC 32,230円×4回=128,920円
パクリタキセル(毎週)12,231円×12回=146,772円
計275,692円
FECは3週間に1回の点滴を約3か月。
パクリタキセルは週に1回の点滴を約4カ月。
ホルモン療法 ノルバデツクス 年間36,900円×5年。
=184,500円(1か月あたり3,075円)
リュープリン 22,800円×20回=456,000円
計640,500円
ノルバデックスは1日1回内服を5年間、
リューブリンは3か月に1回の注射を5年間。

合計金額:1,176,192円

抗エストロゲン剤はジェネリックにすると、年間約29,000円になります。また、LH-RHアゴニスト製剤は5年間併用するのが標準治療ですが、患者の希望などにより2~3年でやめ、後は抗エストロゲン剤の内服だけにすることもあるため、ホルモン療法の額は上の表より安くなることもよくあります。

自家組織を用いた乳房再建術は保険適用となり、手術費の自己負担額再建で約13万円ですが、体への負担が大きいというデメリットがあります。人工乳房(インプラント)も2013年に保険適用となっており、その場合は乳の手術+エキスパンダー挿入術で25万円程度、インプラントに入れ替える手術が25万円程度ですが、入院期間などにより費用は変わってきます。

以上、乳がんの治療費についての解説でした。

私がサポートしている患者さんへもセカンド・オピニオンを薦めることがありますが、多くの医師は専門領域のことしか答えられない傾向があります。

「どのようにして乳がんと闘うのか」については総合的に考えなくてはなりません。詳しくはこちらのガイドブックで。

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