07.乳がん

乳がんのセンチネルリンパ生検とは?腋窩リンパ節はどこ?

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乳がんのセンチネルリンパ生検とは

「腋窩(えきか)リンパ節」とは、乳房から脇にかけて存在するリンパ節です。

腋窩リンパ節は脂肪組織の中に埋もれており、乳がんに伴いここを手術する際はリンパ節が含まれる脂肪をひとかたまりに切除(郭清。かくせい)します。これを「リンパ節郭清」と言います。

リンパ節郭清をするのは、切除したリンパ節のがん転移の有無を調べるためであり、転移が見つかった場合には、郭清したことがそのまま転移の治療をすることにつながります。
しかし、転移が見つからなかった場合には、その患者にとってリンパ節郭清は不必要だったことになります。

リンパ節郭清をすると、後遺症として手術した側の腕にリンパ浮腫(むくみ)が起こり、QOL(生活の質)が大きく低下することがあるため、不要なリンパ節郭清は患者としてはどうしても避けたいものです。

そこで考え出されたのが「センチネルリンパ節生検」です。

■センチネルリンパ生検とは

センチネルリンパ節生検は、乳房に微量の放射性同位元素(アイソトープ)や色素を注入して、最初にがんが辿りつくと考えられるセンチネルリンパ節を見つけ、そのリンパ節を切除してがん細胞があるかどうかを調べる検査です。

がん細胞があればリンパ節郭清を行い、なければリンパ節転移なしと判断して、リンパ節郭清は行いません。

リンパ節転移があれば、リンパ節郭清を行うのが基本ですが、センチネルリンパ節の転移が微小(2mm以下)の場合は、その他のリンパ節に転移が存在する可能性が低いため、リンパ節郭清を省略することも可能です。

リンパ節郭清を行った場合には、術後のリンパ浮腫予防が大切です。予防や早期発見のための注意事項については、医師や看護師に確認しておきましょう。なお入院中のリンパ浮腫予防の指導(1回)は、保険適用にもなっています。

以上、乳がんのリンパ節郭清についての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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