18.卵巣がん

卵巣がんの原因とあらわれる自覚症状

卵巣がんの原因と症状

卵巣は子宮の両脇にある親指の頭ほどの大きさの臓器で、靭帯によって子宮体部につなぎとめられています。

卵巣のおもな働きは、女性ホルモンを分泌し、成熟した卵子を周期的に放出すること(排卵)。放出された卵子は卵管にとり込まれ、子宮へと送られます。

卵巣がんは、がんが発生した場所によって「上皮性・間質性」「胚細胞性」「性索間質性」などの種類に分けられますが、90%以上が上皮性です。また、悪性度が低いものは「境界悪性腫瘍」と呼ばれるがんに分類されます。

■初期には自覚症状がほとんどない

卵巣がんを発症する時期のピークは閉経後の50~60代ですが、40代から患者さんが増えはじめます。排卵の際、卵巣の表面が傷つくことと関係が深いと考えられており、妊娠・出産経験がない(少ない)、初経が早い、閉経が遅いなど、排卵の回数が多い人ほどリスクが高まります。

初期には自覚症状がほとんどないため、受診したときには病気がある程度進んでいることが少なくありません。

■チョコレート嚢胞と卵巣がん

「チョコレート嚢胞」は、子宮内膜症の一種。何らかの原因で卵巣に子宮内膜の組織ができて、月経周期に合わせて出血をくり返し、その血液が卵巣の中にたまって嚢胞(中に液体が入った袋状の組織)をつくる病気です。

チョコレート嚢胞は、ビルなどによる薬物療法で治療することもできますが、卵巣がんに進行することもあるため、患者さんの年齢や嚢胞の大きさによっては、手術が必要な場合もあります。

■卵巣がんのおもな種類

・上皮性・間質性腫瘍
卵巣の表面を覆う「表層上皮」や、卵胞のまわりの結合組織「卵巣間質」に発生する。卵巣がんの90%以上を占める。

・胚細胞性腫瘍
卵胞の中にあり、卵子のもととなる「胚細胞」に発生する。10~20代の若い女性に多い。
・性索間質性腫瘍
卵胞内の顆粒膜や黄体など、ホルモンをつくる細胞とその周囲の組織に発生する。

■卵巣がんの症状

・おなかが張る
・スカートやパンツのウエストがきつくなった
・下腹部にしこりがある
・膀胱が圧迫されて尿が近くなる
・便秘がちになる...

卵巣がんには、乳がんを引き起こす遺伝子の異常もかかわっていることがあります。親や姉妹、いとこなどに乳がん、卵巣がんにかかった人がいる場合は注意が必要です。

以上、卵巣がんについての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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