25.抗がん剤・分子標的薬

がんの薬物療法(抗がん剤治療など)のスケジュールや投与法はどのように決まるのか

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がん治療において、どの薬を使うのかが決まったら、薬の投与量を決めます。投与量は患者さんの体格などによって違います。多くの場合、投与量は患者さんの体表面積「デュボアの式」をもとに算出されます。

また、カルボプラチンのように腎機能から投与量を決めることもあり、「AUC=5~6」のような単位で表されることもあります。

治療はこの投与量から始めますが、重い副作用が出たときなどは、その量を減らしたり、投与を中止したりすることがあります。

■がんの薬物療法の「レジメン」とは?

いくつかの薬を組み合わせる多剤併用療法の場合、どの薬をどの順番で投与するのか、また副作用が想定される場合は、副作用を抑える薬をどのタイミングで投与するのかは、治療法によって異なります。

治療法ごとの具体的なスケジュールは、「レジメン」と呼ばれる処方せんにまとめられています。通常、薬物療法はこのレジメンに沿って進められます。

薬物療法の場合、1回の治療が1日で終わるとは限りません。数日間から数週間かかることもあります。また、1回の治療後には薬によってダメージを受けた健康な細胞を回復させるための休薬期間も設けられています。

一般に、投与期間と休薬期間を含めた1期間の単位を「コース」または「クール」といいます。術前(補助)化学療法や術後(補助)化学療法ではコースの回数(総コース数)はだいたい決まっています。

■さまざまな投与方法

がんの治療で用いられる抗がん剤などの投与方法は、大きく静脈注射(主に点滴)、皮下注射、動脈注入、経口(飲み薬)があります。

現在ある薬の多くは静脈注射で投与していきます。最近は外来治療として通院で行うことが増えています。薬の種類によって異なりますが、点滴にかかる時間は15分~数時間です。

抗がん剤は原液のまま注入すると、血管などが障害を受けたり、副作用が強く現れてしまうため、生理食塩水やブドウ糖液で薄めて使うのが一般的です。

経口薬は自宅で定期的に薬を服用するだけですが、服用のタイミングをきちんと守らないと、効果が薄れたり、効かなかったりするので一層の自己管理が必要になってきます。

以上、がん薬物療法のスケジュールについての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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