24.放射線治療

がんの放射線治療法「IMRT(強度変調照射法)」とは?そのメリットとデメリット

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IMRT(Intensity Modulated Radiation Therapy)は、強度変調照射法という放射線治療法の1つです。

ひとことでいえば、「照射野内で線量分布が変化するように複数のビームを組み合わせて照射する方法」です。

最新コンピュータ技術を駆使し、複雑な形状のがん病巣に対応して線量をコントロールできる方法で、がん病巣に凹凸があっても、その形状に合わせた線量分布を作ることができます。

放射線医師が思い描く通り、照射したいところに思い通りの線量を照射できる技術だといえます。

IMRTのメリット

  1. がん病巣の形状に合致して線量を集中できる。
  2. 照射野内に不均等化した線量分布を作成できる。
  3. 照射野のマージン(余裕)を小さくできる。
  4. その結果、正常組織への照射線量と有害事象を減少できる。
  5. ドーズエスカレーションが可能になる。
  6. 効率的な治療計画と正確な照射ができる。
  7. 原則的にどんな形状の線量分布も作成できる。

メリットは豊富ですが、欠点もあります。

IMRTのデメリット

  1. 治療計画の自動化が必要である。
  2. 治療計画から照射までにかなりの時間がかかる。
  3. 肺がんなどの動く臓器に呼吸同期装置を用いる必要がある。
  4. 治療装置は周辺機器を含めて高価である。

このような欠点がありますが、2016年時点ではIMRTはかなり先進的で有益な照射法です。

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