24.放射線治療

がんの放射線治療法「IMRT(強度変調照射法)」とは?そのメリットとデメリット

投稿日:

imrt642242

IMRT(Intensity Modulated Radiation Therapy)は、強度変調照射法という放射線治療法の1つです。

ひとことでいえば、「照射野内で線量分布が変化するように複数のビームを組み合わせて照射する方法」です。

最新コンピュータ技術を駆使し、複雑な形状のがん病巣に対応して線量をコントロールできる方法で、がん病巣に凹凸があっても、その形状に合わせた線量分布を作ることができます。

放射線医師が思い描く通り、照射したいところに思い通りの線量を照射できる技術だといえます。

IMRTのメリット

  1. がん病巣の形状に合致して線量を集中できる。
  2. 照射野内に不均等化した線量分布を作成できる。
  3. 照射野のマージン(余裕)を小さくできる。
  4. その結果、正常組織への照射線量と有害事象を減少できる。
  5. ドーズエスカレーションが可能になる。
  6. 効率的な治療計画と正確な照射ができる。
  7. 原則的にどんな形状の線量分布も作成できる。

メリットは豊富ですが、欠点もあります。

IMRTのデメリット

  1. 治療計画の自動化が必要である。
  2. 治療計画から照射までにかなりの時間がかかる。
  3. 肺がんなどの動く臓器に呼吸同期装置を用いる必要がある。
  4. 治療装置は周辺機器を含めて高価である。

このような欠点がありますが、2016年時点ではIMRTはかなり先進的で有益な照射法です。

このサイトの管理者について

このサイトはがん治療専門のアドバイザー、本村ユウジが運営しています。

プロフィールはこちら

メールレター説明

本村ユウジのメールマガジン

ブログでは書けない「がん治療」に関する本音をメールで。全15回の読み切り型のメールマガジンです。すでに38,000名の方に読まれています。↓をクリックして登録すると、すぐに届きます。

必読の書!

ガイドブック「がんを完治させるための5つのルール」を無料で差し上げています


本村ユウジ責任編集。「がんと闘ううえで、絶対に外してはいけないポイント」を凝縮したガイドブックです。パソコンからでもスマホからでも読める電子ファイル(PDFファイル)なのですぐに読めます。


どんなガイドブックなのかの解説はこちらのページで。

がん治療で”絶対に”やってはいけないことは?

今すぐダウンロードして読みたい方は、こちらのボタンをクリックしてメールアドレスを登録してください。

kotira010
  • この記事を書いた人
yuji-motomura

本村ユウジ

「がんの研究と、患者さんのサポート」を2008年から続けています。現在まで、3,000名を超えるがん患者さんやご家族をサポートしてきました。詳しいプロフィールはこちら。

-24.放射線治療

Copyright© がん治療相談・本村ユウジ公式 , 2017 All Rights Reserved.