放射線治療はこれまで、肝臓がんの治療法としてはほとんど行われてきませんでした。また、治療を行った場合も、多くは肝動脈塞栓療法などの治療との併用でした。 そのため、放射線治療単独では、生存率や奏功率(治療が効果を発揮する割合)に関するまとまった資料はありません。ただし、粒子線治療や定位照射に関しては、病院ごとに生存率や奏功率を出しています。 1985年から肝臓がんに対して粒子線治療を行ってきた筑波大学の陽子線医学利用研究センターの報告によると、163人を治療した結果、照射後に腫瘍が増大しなかった割合(局所制 ...