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20.悪性リンパ腫

【2025年更新】悪性リンパ腫ステージ分類と標準治療法の最新動向

悪性リンパ腫のステージ分類と標準治療法


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悪性リンパ腫の基本的な理解

悪性リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球ががん化する病気で、日本では年間約36,000人の罹患が報告されています。リンパ系の組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫は全身のあらゆる部位で発生する可能性があります。

医療技術の進歩により、特にB細胞性リンパ腫の治療成績は改善されており、5年生存率は約65〜70%とされています。

リンパ球には、B細胞、T細胞、NK細胞の3種類があり、それぞれの細胞が未熟な段階でもがん化することがあるため、悪性リンパ腫の種類は現在100種類以上に分類されています。日本人に最も多いタイプは「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」で、がん化する細胞で一番多いのもB細胞です。

悪性リンパ腫の分類システム

ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の違い

悪性リンパ腫は、細胞の病理組織の違いから、「ホジキンリンパ腫」と、それ以外の「非ホジキンリンパ腫」に大別されます。日本人に多いのは非ホジキンリンパ腫で、悪性リンパ腫の約90%以上を占めています。

ホジキンリンパ腫は日本では約10%と少なく、「ホジキン細胞」や「リード・シュテルンベルク細胞」と呼ばれる特徴的な細胞が認められます。首のリンパ節からわきの下のリンパ節、脾臓というように、連続して順番にがんが広がっていくのが特徴です。

一方、非ホジキンリンパ腫は連続して広がらず、離れたリンパ節に飛んだり、リンパ節以外から発生したりします。そのため、2つのタイプでは治療方針が大きく異なります。

悪性度による分類(非ホジキンリンパ腫)

非ホジキンリンパ腫では、悪性度が治療方針を決める重要な指標となります。悪性度は病気の進行のスピードから分類されます。

悪性度分類 進行スピード B細胞性の代表例 T/NK細胞性の代表例
低悪性度 年単位でゆっくり進行 濾胞性リンパ腫、MALTリンパ腫 菌状息肉腫
中悪性度 月単位で進行 マントル細胞リンパ腫、びまん性大細胞型リンパ腫 鼻腔型NK/T細胞リンパ腫
高悪性度 週単位で進行 リンパ芽球性リンパ腫、バーキットリンパ腫 成人T細胞白血病/リンパ腫

低悪性度の場合、ゆっくり進行するので患者さんは長く生きられますが、進行すると治療が困難になります。抗がん剤は細胞が増殖するときに効果を発揮するので、あまり増殖しない低悪性度のリンパ腫には効きにくいのです。中・高悪性度のリンパ腫は基本的に薬物療法がよく効きます。


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悪性リンパ腫のステージ分類と標準治療

ステージ分類の方法

悪性リンパ腫の病変の広がりは治療選択、予後予測に影響するため、病期を正確に把握することが重要です。現在は「Lugano分類(2014)」が国際的に使用されており、従来の「Ann Arbor分類」の修正版として位置づけられています。

ステージ分類では、がんの広がりと全身症状(B症状)を組み合わせて評価します。B症状には以下の3つがあります:

  • 38℃より高い原因不明の発熱
  • 寝具を換えなければならないほどの寝汗
  • 診断前6か月以内の通常体重の10%を超す理由不明の体重減少

非ホジキンリンパ腫のステージと標準治療

ステージ 病変の範囲 標準治療
Ⅰ期 1つのリンパ節領域に限局 放射線療法または化学療法
Ⅱ期 横隔膜の同側にある2つ以上のリンパ節領域 化学療法(R-CHOP療法など)
Ⅲ期 横隔膜の上下にリンパ節の腫れが広がっている 化学療法(Pola-R-CHP療法またはR-CHOP療法)
Ⅳ期 リンパ節以外の臓器にまで広がっている 化学療法(Pola-R-CHP療法またはR-CHOP療法)

ホジキンリンパ腫のステージと標準治療

ステージ 病変の範囲 標準治療
Ⅰ期 1つのリンパ節や1つの臓器に限局 化学療法+放射線療法
Ⅱ期 横隔膜の同側にある2つ以上のリンパ節 化学療法+放射線療法
Ⅲ期 横隔膜の上下にリンパ節の腫れが広がっている 強力な化学療法(放射線療法を追加することも)
Ⅳ期 リンパ節以外の臓器にまで広がっている 強力な化学療法

治療法の選択における重要な考慮事項

どちらのタイプも治療の中心は強力な薬物療法です。副作用も強いので、治療計画は本人の年齢や体力、持病の有無なども考慮して決定されます。ホジキンリンパ腫では薬物療法と放射線療法がよく効き、半数以上に完全ながんの消滅が期待できます。

分子標的薬による治療の進歩

リツキシマブの登場とその影響

悪性リンパ腫の治療を革新的に変えたのが、2001年に承認された分子標的薬のリツキシマブ(リツキサン)です。B細胞の表面にある「CD20」という目印(抗原)を標的にした抗体製剤で、B細胞リンパ腫の治療成績が向上しました。

現在では、リツキシマブは以下の様々な病態に対して使用されています:

  • CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫
  • 免疫抑制状態下のCD20陽性のB細胞性リンパ増殖性疾患
  • ウェゲナ肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎
  • 難治性のネフローゼ症候群
  • 免疫性血小板減少症

新しい治療薬の開発

2014年には、低悪性度B細胞リンパ腫(濾胞性リンパ腫)とマントル細胞リンパ腫の2次治療として、抗がん剤のベンダムスチン(トレアキシン)が承認されました。腫瘍縮小効果が強く、完全寛解率が高いことが特徴で、国内の臨床試験で、無増悪生存期間が約20か月延長することが確認されています。

「BR(ベンダムスチン+リツキシマブ)療法」とR-CHOP療法を初回治療として比較した試験では、低悪性度B細胞リンパ腫においてBR療法がR-CHOP療法よりも無増悪生存期間を約2倍延長することが示されました。R-CHOP療法に比べて心毒性がなく、脱毛もなく、下痢、吐き気・おう吐などの消化器症状も少ないことから、有効性や安全性が確認されています。

最新の治療選択肢:2025年の動向

現在、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の初回治療では、従来のR-CHOP療法に加えて、抗CD79b抗体薬物複合体であるポラツズマブ ベドチンを併用するPola-R-CHP療法も標準治療として位置づけられています。

濾胞性リンパ腫においては、リツキシマブに加えて新しい抗CD20抗体であるオビヌツズマブも選択肢となっており、治療の個別化が進んでいます。低腫瘍量の進行期濾胞性リンパ腫では、2024年の研究でリツキシマブの早期投与が高腫瘍量への進行を遅らせることが確認され、治療戦略の最適化が図られています。

革新的な免疫療法:CAR-T細胞療法

CAR-T細胞療法の概要

2019年から日本でも使用可能となったCAR-T細胞療法は、悪性リンパ腫治療における画期的な進歩です。この治療法は、患者さん自身のT細胞に人工受容体(CAR)を遺伝子改変技術で発現させ、作製したCAR-T細胞を投与してがんを治療する方法です。

現在、CAR-T細胞療法が保険適応となっているのは、再発・難治性の以下の疾患です:

  • 急性リンパ性白血病(25歳以下)
  • 大細胞型リンパ腫(びまん性大細胞型リンパ腫、縦隔大細胞型B細胞リンパ腫など)
  • 濾胞性リンパ腫
  • 多発性骨髄腫

CAR-T細胞療法の特徴と効果

CAR-T細胞療法は、従来の抗がん剤治療や骨髄移植治療で治らなかった病気でも、治療可能になった革新的な治療法です。日本国内でも複数の施設で実施されており、2025年現在、全国で40以上の施設がCAR-T細胞療法を提供しています。

ただし、治療を受けてもすべての患者さんに効果があるわけではありません。また、治療までに1〜2か月の時間がかかることや、サイトカイン放出症候群や神経毒性などの重篤な副作用もあるため、経験のある専門医による慎重な適応判断が必要とされます。

診断と病期評価の最新動向

診断技術の進歩

悪性リンパ腫の診断には、原則として生検による病理組織検査が必須です。現在は、WHO分類(2017)が広く用いられており、悪性リンパ腫が含まれるリンパ系腫瘍は100種類近くに詳細に分類されています。

近年、悪性リンパ腫の病期診断にFDG-PET/CTが用いられるようになりました。FDG uptakeの程度は悪性リンパ腫の組織型により異なるため、FDG-PET/CTを治療の効果判定に用いる場合には、より正確な判定のために治療前の病期診断時にもFDG-PET/CTを行うことが推奨されています。

予後予測モデル

アグレッシブリンパ腫における予後予測モデルとしては国際予後指標(IPI)が用いられており、近年はリツキシマブ時代のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対する予後指標としてNCCN-IPIも使用されています。濾胞性リンパ腫ではFLIPI、FLIPI2が予後予測に活用されています。

治療成績と生存率

悪性リンパ腫の5年相対生存率は、種類や進行度によって異なりますが、適切な治療を受けることで約65〜70%とされています。ホジキンリンパ腫では約65〜80%の治癒が期待でき、非ホジキンリンパ腫に比べて予後が良好です。

しかし、悪性リンパ腫は寛解しても再発することも多いため、慎重な経過観察が不可欠です。再発すると治療が困難になることも少なくありませんが、CAR-T細胞療法などの新しい治療選択肢により、再発・難治性の患者さんにも希望が見えてきています。

将来の治療展望

悪性リンパ腫の治療は、分子標的薬やCAR-T細胞療法の登場により、新たな段階に入っています。現在、より効果的で副作用の少ない治療法の開発が続けられており、個別化医療の実現に向けた取り組みが進んでいます。

参考文献・出典情報

  1. 一般社団法人 日本血液学会「造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版)」
  2. 国立がん研究センター「リンパ腫の治療について」(2025年4月更新)
  3. 日経メディカル「未治療進行期超低腫瘍量の濾胞性リンパ腫へのリツキシマブ早期投与が高腫瘍量への進行を遅延【ASH 2024】」
  4. 国立がん研究センター がん統計「悪性リンパ腫」
  5. 東京都立駒込病院「悪性リンパ腫を免疫で治す。CAR-T細胞療法とは?」
  6. 兵庫医科大学 血液内科「CAR-T 細胞療法」
  7. 武田薬品工業「リンパ腫の治療方針」
  8. 同仁クリニック「血液のがんと呼ばれる悪性リンパ腫とは?」
  9. がん治療.com「悪性リンパ腫」

 

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

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