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がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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【2026年】piccカテーテルとcvカテーテルの違いは?選び方と注意点を分かりやすく解説。


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がんを治すためのたった1つの条件

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がんを治すための「たった1つの条件」とは?


piccカテーテルとcvカテーテルの基本的な違い

こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。

がんの治療では抗がん薬の投与や高カロリー輸液が必要になることがあります。
その際に使用される医療機器として、PICCカテーテル(ピックカテーテル)、CVカテーテル、CVポートという3つの選択肢があります。

これらは全て「中心静脈カテーテル」と呼ばれる医療機器の仲間ですが、それぞれに特徴があり、治療の内容や期間、患者さんの状態によって使い分けられています。

まず、最も大きな違いは「カテーテルを挿入する場所」です。

PICCカテーテルは腕の静脈から挿入します。
具体的には、上腕や肘の近くにある静脈(尺側皮静脈、上腕静脈、橈側皮静脈など)から細い管を入れて、その先端を心臓近くの太い血管(上大静脈)まで届かせます。

一方、従来のCVカテーテルは首の付近(内頸静脈)、鎖骨の下(鎖骨下静脈)、または太ももの付け根(大腿静脈)から挿入します。
こちらも先端は上大静脈や下大静脈といった心臓近くの太い血管に留置されます。

CVポートは皮膚の下に100円硬貨程度の大きさの本体を埋め込むタイプで、そこから伸びたカテーテルが中心静脈まで届いている構造です。

それぞれのカテーテルの特徴と使い分け

PICCカテーテルの特徴

PICCカテーテルの正式名称は「末梢挿入型中心静脈カテーテル」(Peripherally Inserted Central Catheter)です。

2017年3月に医療事故調査支援センターが「中心静脈カテーテル挿入の適応については、末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)への代替を含め、合議で慎重に決定する」という提言を出して以降、医療現場で広く使われるようになりました。

PICCカテーテルには以下のような特徴があります。

腕から挿入するため、肺や大きな血管を損傷するような致命的な合併症のリスクが低いです。
首や鎖骨付近から挿入する従来のCVカテーテルでは、誤って動脈を刺してしまったり、肺に穴が開いてしまう(気胸)などの重篤な合併症が起こる可能性がありましたが、PICCカテーテルではこれらのリスクを大きく減らすことができます。

感染のリスクも比較的低くなっています。
腕は首や鎖骨付近に比べて清潔に保ちやすく、また汗をかきにくい部位のため、カテーテルの挿入部からの感染が起こりにくいとされています。

挿入の手技も比較的簡単で、超音波で血管を見ながら局所麻酔で30分程度で処置が完了します。
患者さんにとっても、腕からの挿入は首や鎖骨付近への挿入に比べて恐怖感が少ないという利点があります。

適切に管理すれば長期間使用できます。
定期的な入れ替えの必要がないため、何度も針で刺される苦痛を避けることができます。

ただし、カテーテルが体の外に出ているため、引っかけないように注意する必要があります。
シャワー浴は可能ですが、カテーテルの挿入部を防水フィルムで保護する必要があります。

CVカテーテルの特徴

従来のCVカテーテル(中心静脈カテーテル)は、首、鎖骨下、または太ももの付け根から挿入されます。

CVカテーテルの主な特徴は、カテーテルの太さにあります。
PICCカテーテルに比べて一般的に太く、シングルルーメン(1本の管)からクワッドルーメン(4本の管)まで種類があります。

このため、緊急時の大量輸液や、複数の薬剤を同時に投与する必要がある場合には、CVカテーテルが選択されることが多くなります。

しかし、挿入時の合併症のリスクがPICCカテーテルより高いという課題があります。
動脈の誤穿刺、血腫、血胸、気胸などの機械的合併症や、カテーテル関連血流感染のリスクがPICCカテーテルと比較すると高くなっています。

そのため、現在の医療現場では、緊急時や特別な理由がない限り、より安全性の高いPICCカテーテルを選択する傾向が強まっています。

CVポートの特徴

CVポート(皮下埋め込み型中心静脈ポート)は、他の2つとは異なり、カテーテルだけでなく薬剤を注入するための「ポート」と呼ばれる本体も皮膚の下に埋め込みます。

通常は胸の皮膚の下や、上腕の皮膚の下に埋め込まれます。
小手術が必要ですが、局所麻酔で40分から1時間程度で完了します。

CVポートの最大の特徴は、使用していない時はカテーテルが体外に出ていないことです。
薬剤を投与する時だけ、皮膚の上から専用の針をポート部分に刺します。

この構造により、以下のような利点があります。

薬剤投与時以外は体に接続されているルートがないため、行動制限がほとんどありません。
入浴や軽い運動も可能です。

外見上、埋め込んだ部分はそれほど目立たず、日常生活への影響が少なくなります。

感染のリスクも低く、適切に管理すれば年単位での長期使用が可能です。

3ヶ月以上の長期的な治療が必要な場合に選択されることが多く、在宅での高カロリー輸液や抗がん薬治療で広く使われています。


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適応と選び方のポイント

どのカテーテルを選ぶかは、以下のような要素を総合的に考えて決定されます。

治療期間による選択

治療期間 推奨されるデバイス
6日以下 末梢静脈留置針
1週間から数ヶ月 PICCカテーテル
3ヶ月以上 CVポート

CDCガイドラインでは「静脈投与期間が6日を超えると想定される場合は、ショートタイプの末梢静脈カテーテルの代わりにミッドラインカテーテルまたは末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)を使用すること」とされています。

つまり、1週間以上の点滴が必要な場合はPICCカテーテルの検討が推奨されているということです。

さらに長期間、特に3ヶ月以上の治療が見込まれる場合には、CVポートの選択が考慮されます。

投与する薬剤による選択

高カロリー輸液、循環作動薬、抗がん薬など、末梢静脈からの投与に適さない薬剤の場合、中心静脈カテーテルが必要になります。

抗がん薬は刺激が強いため、細い静脈に投与すると血管痛を引き起こしたり、静脈炎を起こしたりします。
中心静脈に留置されたカテーテルを通して投与すれば、大量の血液で薬液が速やかに薄まり、血管への負担を減らすことができます。

複数の薬剤を同時に投与する必要がある場合は、ダブルルーメン(2本の管)やトリプルルーメン(3本の管)のカテーテルが選択されます。
PICCカテーテルにもこれらのタイプがありますが、緊急時の大量輸液が必要な場合などは、より太いCVカテーテルが選択されることもあります。

患者さんの状態による選択

血液凝固障害がある患者さんや、血管内脱水がある患者さんの場合、CVカテーテルの挿入はリスクが高くなります。
このような場合は、より安全性の高いPICCカテーテルが優先的に検討されます。

腕に強い拘縮があって腕を十分に伸ばせない方や、認知機能の低下により自己抜去の恐れがある方は、PICCカテーテルの適応外となる場合があります。

胃瘻造設への拒否感が強い方で、経口摂取が困難な場合にも、PICCカテーテルやCVポートが選択肢となります。

生活スタイルによる選択

通院での治療を継続する方、仕事や家庭生活と両立しながら治療を受ける方の場合、CVポートが適していることが多くなります。

CVポートであれば、抗がん薬を持ち帰り用のインフューザーポンプに入れて自宅で投与することも可能です。
3日間連続の点滴が必要な化学療法などでも、病院で針を刺してポンプを接続し、3日後に外来で外すという方法が取れます。

一方、PICCカテーテルは体外にカテーテルが出ているため、週に1回程度の消毒と包交(ガーゼ交換)が必要です。

それぞれの注意点と合併症

PICCカテーテルの注意点

PICCカテーテルは安全性が高いとされていますが、合併症がないわけではありません。

挿入時には神経損傷や動脈穿刺、皮下出血などが起こる可能性があります。
また、長いカテーテルが血管の中に入るため、静脈炎を起こすことがあります。
多くの場合、腕を温めることで改善しますが、改善しない場合はカテーテルの抜去が必要になることもあります。

カテーテルの管理面では、詰まりを防ぐための定期的な洗浄(フラッシング)が必要です。
使用するカテーテルのタイプによって、毎日ヘパリン生食でのフラッシュが必要なものと、週1回の生理食塩水でのフラッシュで済むものがあります。

週に1度、刺入部の消毒と包交、延長ルートの交換を行う必要があります。

体外にカテーテルが出ているため、引っかけて抜けないよう注意が必要です。
万が一自己抜去した場合でも、PICCカテーテルの場合は出血がほとんどないとされていますが、速やかに医療機関に連絡する必要があります。

CVカテーテルの注意点

CVカテーテルは挿入時の合併症リスクが高いことが最大の注意点です。

動脈誤穿刺、血腫、血胸、気胸などの機械的合併症が起こる可能性があります。
特に気胸や血胸は命に関わる可能性もあるため、挿入直後は必ず胸部レントゲンを撮影して、カテーテルの位置と合併症の有無を確認します。

感染のリスクもPICCカテーテルより高くなっています。
首や鎖骨付近は汗をかきやすく、体温も高いため、カテーテルの入口から感染症を起こしやすいという課題があります。

そのため、現在の医療現場では、救命救急医療の現場を除いて、CVカテーテルよりもPICCカテーテルが優先的に選択される傾向が強まっています。

CVポートの注意点

CVポートは小手術が必要です。
手術に伴う合併症として、挿入時の血管損傷や出血、埋め込み後の感染などが起こる可能性があります。

皮膚の下に異物を埋め込むことに不安を感じる方もいます。

長期使用できる反面、カテーテルやポート周囲に血栓ができたり、カテーテルが詰まって使用できなくなったりすることがあります。

ただし、適切に管理すれば感染率は低く、年単位での長期使用が可能です。


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感染予防の重要性

どのタイプのカテーテルを使用する場合でも、感染予防は重要な課題です。

カテーテル関連血流感染(CRBSI)の発生頻度を見ると、1,000カテーテル日毎にCVカテーテルが7.0件、PICCカテーテルが5.6件と報告されています。

CVポートの場合、他の中心静脈カテーテルと比較してCRBSIの頻度は低いとされていますが、それでもゼロではありません。

感染を防ぐためには以下のような点に注意が必要です。

カテーテルの挿入部を清潔に保つこと。
ドレッシング材(保護フィルム)が剥がれたり濡れたりした場合は、速やかに交換すること。

刺入部に発赤、熱感、疼痛、排膿などの感染の兆候がないか、定期的に観察すること。

シャワー浴の際は、カテーテル部分にお湯がかからないよう保護すること。

不必要にカテーテルに触れないこと。

これらの管理は患者さん自身、または家族が行う必要がある場合もあります。
医療機関でしっかりと指導を受け、不明な点があれば遠慮なく質問することが大切です。

医療機関との相談が重要

PICCカテーテル、CVカテーテル、CVポートのどれを選択するかは、医師が患者さんの状態、治療内容、治療期間などを総合的に判断して決定します。

しかし、患者さん自身の生活スタイルや希望も重要な要素です。

仕事を続けながら治療を受けたい、できるだけ日常生活への制限を少なくしたい、入浴や運動の自由度を保ちたいなど、患者さんそれぞれに優先したいことがあるはずです。

また、体内に異物を埋め込むことへの不安や、小手術を受けることへの懸念なども、遠慮せずに医療者に伝えることが大切です。

最近では、各病院にVADセンター(血管アクセスデバイスセンター)が設置され、専門的な知識を持った医師や看護師が相談に応じる体制が整ってきています。

特に、診療看護師や特定行為研修を修了した看護師によるPICCカテーテルの挿入も増えており、医師の働き方改革と連動して、より安全で質の高いカテーテル管理が提供されるようになっています。

まとめにかえて

がん治療において、抗がん薬の投与や高カロリー輸液のために中心静脈カテーテルが必要になることは珍しくありません。

PICCカテーテル、CVカテーテル、CVポートには、それぞれに長所と短所があります。

治療期間が短い場合はPICCカテーテル、長期間の治療が必要な場合はCVポートというのが基本的な考え方ですが、患者さんの血管の状態、全身状態、生活スタイルなども考慮して、最も適したデバイスを選択することが重要です。

どのデバイスを使用する場合でも、感染予防のための適切な管理が欠かせません。
医療機関からの指導をしっかりと理解し、不安な点があれば遠慮なく質問することで、安全に治療を継続することができます。

治療を受ける患者さん自身が、それぞれのカテーテルの特徴を理解し、自分に最も適した選択について医療者と相談できることが、より良い治療につながります。

参考文献・出典情報

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

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