13.皮膚がん

皮膚がんの「基底細胞がん」の検査と治療

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皮膚がんの約25%を占め、皮膚がんの中で最も多いといわれている「基底細胞がん」の検査はまず「ダーモスコピー」で行われます。これは病変部を10倍に拡大して観察することができる検査器具です。ホクロ部分に超音波検査で使われるゼリーを塗ってレンズをあてます。光の乱反射がなく、ライトが内蔵されているので、病変の状態が確実にチェックできるのが特徴です。

このダーモスコピーの検査が確定診断になります。治療に入る前には、もうひとつ検査が加わります。それは「超音波(エコー)検査」です。

この超音波検査によってがん細胞の横の広がりや深さがわかります。その後治療に入りますが基底細胞がんの治療の基本は「手術」です。ただし、取り残しがあったりすると再発が起こるので、十分に切除することが前提となっています。

がんの大きさ、できている場所、患者の年齢、身体状況を考慮して手術方法は考えられることになります。小さいと「開放手術」で、切除後は自然に治るのを待ちます。もう少し大きくなると切除部分をシワにそって目立たないように縫います。患部が広いと、周囲の皮膚を移動させて縫い合わせる「皮弁手術」や「植皮手術」が行われます。

このほか、高齢者に多い基底細胞がんなので、患者の体調によって手術ができないと、「放射線療法」や「凍結療法」が行われることもあります。

以上、皮膚がんについての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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本村ユウジ

「がんの研究と、患者さんのサポート」を2008年から続けています。現在まで、3,000名を超えるがん患者さんやご家族をサポートしてきました。詳しいプロフィールはこちら。

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