05.肺がん

肺がんが転移したときの症状と治療法

2015/06/17

ガンマナイフ

がんの転移にはリンパ液に乗って転移するもののほかに、血流に乗って転移するものもあります。がん細胞が血液とともに全身をめぐり、最初のがん部位から遠く離れた臓器やリンパ節にくっつき、そこで増殖してがんになることを遠隔転移といいます。

一般に、肺がんから遠隔転移を起こしやすい臓器は脳、骨、肝臓などです。

肺は、血液が非常に豊富な臓器のひとつです。このため、がん細胞が血液に乗って全身に移動して、さまざまな臓器に転移します。肺がんでは、特に脳や骨、肺の別の部位への転移がよくみられます。ほかにも、肝臓や副腎にも転移することがあります。

■肺がん脳転移の症状と治療

1.脳転移の症状

肺がんが脳に転移すると、脳卒中のような症状があらわれ、痙れんが起きたり、からだのふらつきや手足のマヒが生じたり、頭が痛くなったりします。

2.脳転移の治療

脳転移の治療としては、脳全体に転移がある場合には脳全体に放射線治療をおこないます(全脳照射)。脳転移の数が少ない場合には、CTとコンピュータを駆使して、脳の部分的、つまり転移部分にほぼ限定しての放射線照射もできるようになりました(定位照射、ガンマナイフ治療)。

肺がんのうち、小細胞がんは脳への転移が多いために予防的全脳照射(PCI)といって、あらかじめ脳に放射線治療をおこない、脳への転移を予防することがあります。

■肺がん骨転移の症状と治療

1.骨転移の症状

肺がんの骨転移では、強い痛みを感じます。また、骨折をすることも少なくありません。

2.骨転移の治療

骨転移にともない骨折しそうなときには、手術や放射線治療をおこないます。また、痛みを抑える(疼痛の緩和)ために、放射線治療やビスホスホネート製剤といわれる骨転移向けの薬、ゾメタやランマークなどの骨転移に効果のある抗がん剤の点滴をおこないます。

※肺の別の部分やもう一方の肺に転移することも。

肺がんは血流に乗って、肺の別の部位に転移することがあります。こうした転移では気管等が狭まり、呼吸困難におちいります。治療としては、局所的に放射線治療をおこないます。放射線治療がおこなえない場合では、内視鏡治療やステントを挿入して、呼吸困難を軽減することもあります。

以上、肺がんの転移についての解説でした。

肺がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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