08.子宮頸がん

子宮頸がんの転移の有無を調べるMRI検査とCT検査

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CT検査

子宮頸がんと診断されると、まずMRI(エムアールアイ)検査を行います。MRIとは磁気共鳴画像のことで、強い磁場と電波を利用して、体内の状態を画像にあらわします。

体を縦、横、斜めと、さまざまな角度から映し出すことができるので、がんがある場合の「がんの大きさ」、子宮の筋層内にどのくらい深く入り込んでいるか、子宮の周囲の臓器にがんがどの程度広がっているかなどを画像で確認することができます。

このMRI検査は、子宮頸がんの進行期(ステージ9を判断したり、手術範囲を決定するためにとても重要な検査だといえます。

MRI検査は痛みやX線による被曝もないので、安心して受けることのできる検査です。ただし、電磁波による検査なので、心臓にペースメーカーを入れている人や、そのほか、手術などで体内に金属が入っている人は受けることができません。

検査時間は15~20分程度ですが、検査中は耳元でガンガンという大きな機械音がして、狭いトンネル状のところにじっとしていなければならないので、検査を苦痛に感じる人もいます。

■リンパ節や骨盤外への転移を調べるCT検査など

CT検査は、コンピューター断層撮影検査のことで、X線を使って体内をくまなく連続的に撮影し、コンピューターによって体を細かい輪切りにした状態の画像にします。

腫瘍そのものをくわしくみるというよりも、リンパ節に転移していないか、肺や肝臓、膵臓、脾臓など、ほかの臓器にがんが転移していないかを、広い範囲で調べるのに役立つ検査です。

より解像力をあげるために、ヨ-ド造影剤を静脈注射してCT検査を行う場合は、まれに吐き気やじんましん、けいれんなどの造影剤によるアレルギー反応があらわれることがあります。事前に問診があるので、アレルギーがある人は自分の体質について伝えておきましょう。

MRI検査にくらべてCT検査は撮影時間が短くてすみますが、X線を使う検査なので、被曝の影響を避けるために妊娠中や妊娠の可能性のある人には、基本的に使用しません。

■子宮頸部の近くにある膀胱や直腸の状態も検査

子宮頸がんが進行すると、骨盤内にある膀胱や直腸などに浸潤していきます。膀胱に浸潤した場合は排尿困難や血尿、尿路閉塞などの症状があらわれます。また、直腸に浸潤した場合は、血便や排便障害なども起きてきます。

これらの症状やMRIやCTの画像から、膀胱や直腸への浸潤が疑われる場合には、内視鏡を尿道から膀胱まで入れて膀胱の中を検査する膀胱鏡検査や、肛門から直腸に内視鏡を入れて検査する直腸鏡検査を行い、膀胱や直腸の粘膜に浸潤があるかを調べることもあります。

以上、子宮頸がんの転移の有無を調べる検査についての解説でした。

子宮がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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