15.頭頸部のがん

喉頭(こうとう。ノドの下)がんの特徴と治療法

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喉頭(こうとう。ノドの下)がん

喉頭は咽頭から続く気道の一部で、気管を含まない部分です。喉頭は血管、神経、筋肉、リンパ組織などが豊富です。また、周囲にある頸部のリンパ節は、他臓器からの転移も起こりやすい部分です。

喉頭に発生するがんは喉頭がんといい、これが60%を占めます。その他のがんは声門に発生します。声門(左右の声帯の間の狭い空間)は、細かく分類するとがんの発生部位から声門上がん、声門がん、声門下がんに分類されます。

声門に発生するがんは早期から症状(声がかすれる、ノドの違和感など)が発現しやすいのに対して、他の部分に発生する喉頭がんは発生頻度が低く、症状の発現が遅く、かつ症状としても分かりやすい特徴がないため進行してから発見されることが診断されることがほとんどです。

診断は内視鏡を使って目視することでおよそ確実にがんかどうかが分かります。がんの疑いが強い、となったとき確定診断をするために目に見えるがん細胞を採取して病理診断を行います。

治療は手術・放射線・化学療法を組み合わせます。早期がんにはレーザー治療を行い、そのほかの治療を行わないことがあります。ある程度進行している喉頭がんに対しては放射線治療が中心になっています。

治療の後遺症としては発声障害をはじめ嚥下(えんげ。飲み込むこと)障害、疼痛(とうつう。治療箇所が痛むこと)などが発生する可能性があります。外科的に喉頭を切除し、リンパ節の郭清をして根治治療を行うと完全に声を失うことになります。そのため、手術をする場合は慎重に医師と患者で検討されます。化学療法(薬をつかった治療)については明確な手段が見つかっていません。

以上、喉頭がんについての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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