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こんにちは。17年間の活動実績を持つ、
「プロのがん治療専門アドバイザー」本村ユウジです。
がんを治すために必要なことは、たった1つです。
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トマトに含まれる栄養成分とがん予防への期待
こんにちは。がん治療専門アドバイザー、本村ユウジです。
トマトは世界中で親しまれている野菜であり、その健康効果について多くの研究が行われています。特に近年、トマトに豊富に含まれる抗酸化成分ががん予防に役立つ可能性が注目されており、患者さんやそのご家族から「トマトはがん予防に本当に効果があるのか」というご質問をいただくことが増えています。
この記事では、トマトの栄養成分ががんに対してどのような作用を持つのか、最新の研究結果とともに詳しく解説します。
トマトの基本的な特徴と栄養価
トマトは南米アンデス地方が原産地で、メキシコで栽培が盛んになった野菜です。トマトの鮮やかな赤色は、リコピンという色素成分によるものです。原産地が雨の少ない高冷地であったため、トマトは乾燥には強い一方で、湿気には弱いという特性があります。
日本では夏野菜というイメージがありますが、実は気温25℃、湿度75%を超える環境では実が十分に育ちません。トマトの自然な生育条件から考えると、雨が少なく気候が安定している2~3月のトマトが最も品質が高いとされています。
トマトには酸味と香りが強い赤色系と、甘みが強い桃色系があり、日本では桃色系が主流となっています。トマトにはβカロテン、ビタミンC、リコピンのほか、血管を強化するルチン、肌の健康を保つビオチン、余分な塩分を排出するカリウムなど、多様な栄養成分が含まれています。
トマトの主な栄養成分(100gあたり)
文部科学省の日本食品標準成分表(八訂)に基づくトマトの栄養成分は以下の通りです。
| 栄養成分 | 含有量 |
|---|---|
| エネルギー | 20kcal |
| たんぱく質 | 0.7g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 4.7g |
| カリウム | 210mg |
| カルシウム | 7mg |
| マグネシウム | 9mg |
| リン | 26mg |
| 鉄 | 0.2mg |
| ビタミンA(βカロテン) | 540μg |
| ビタミンE | 1.1mg |
| ビタミンK | 4μg |
| ビタミンB1 | 0.05mg |
| ビタミンB2 | 0.02mg |
| ビタミンB6 | 0.08mg |
| ビタミンC | 15mg |
| 葉酸 | 22μg |
| 水溶性食物繊維 | 0.3g |
| 不溶性食物繊維 | 0.7g |
がん予防に関わるトマトの成分
リコピンの抗酸化作用とがん予防効果
トマトの赤い色素であるリコピンは、カロテノイド系の色素の一種です。リコピンはβカロテンと同じカロテノイドに分類されますが、βカロテンのようにビタミンAに変換されることはありません。しかし、リコピンの最も注目すべき特徴は、その強力な抗酸化作用です。
研究によると、リコピンの抗酸化作用はβカロテンの2倍、ビタミンEの100倍にも達するとされています。この抗酸化作用により、体内で発生する活性酸素やフリーラジカルを消去し、細胞の酸化的損傷を防ぐことができます。
活性酸素は細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす要因の一つと考えられています。リコピンはこの活性酸素、特に一重項酸素を消去する能力が高く、がん予防につながる可能性が示唆されています。
疫学研究から見るトマトとがんの関係
トマトの摂取とがん発症率の関係については、世界中で多くの疫学研究が行われています。
イタリアを中心とした地中海地域では、トマトを日常的に多く摂取する食文化があります。これらの地域では、他のヨーロッパ諸国と比較して、口腔がん、食道がん、胃がん、大腸がんなどの消化器系のがんの発症率が低いという報告があります。
ハーバード大学が実施した大規模な研究では、トマトを多く摂取するグループは、摂取量が少ないグループと比較して前立腺がんの発症リスクが低いことが示されました。特に、トマト加工品(トマトソース、トマトジュースなど)を週に5回から7回摂取することで、前立腺がんのリスクが30~40%低下するという結果が報告されています。
また、米国デトロイトのカルマノス・ガン研究所が実施した臨床研究では、前立腺がんの再発患者に1日あたりリコピン15mgを含むサプリメントを6カ月間投与したところ、前立腺がんの指標であるPSA値の上昇が抑えられたという結果が得られています。
トマトに含まれるその他のがん予防成分
リコピン以外にも、トマトにはがん予防に関わる可能性がある成分が含まれています。
ビタミンCは、細胞同士をつなぐコラーゲンの生成に関わり、血管を健康に保つ働きがあります。また、ビタミンCには抗酸化作用があり、免疫機能の維持にも重要な役割を果たしています。
βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、視力の維持、皮膚や粘膜の健康保持、免疫機能の維持に関わります。βカロテン自体にも抗酸化作用があり、動脈硬化やがんの予防に効果的とされています。
カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、血圧を適正に保つことで生活習慣病の予防に役立ちます。
ルチンは毛細血管を強化する働きがあり、血管の健康維持に貢献します。
トマトの酸味成分であるクエン酸やリンゴ酸は、胃液の分泌を促進して消化を助け、疲労回復に役立つとされています。
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トマトの効果的な摂取方法
加熱調理と油脂との組み合わせ
リコピンやβカロテンは脂溶性の成分であるため、油脂と一緒に摂取することで体内での吸収率が高まります。生のトマトをサラダで食べる場合は、オリーブオイルなど良質な油脂を含むドレッシングと組み合わせることをおすすめします。
また、リコピンは加熱しても壊れにくい性質を持っています。むしろ、加熱することでトマトの細胞壁が破壊され、リコピンが細胞外に放出されるため、体内での吸収率が向上します。
研究によると、生のトマトと比較してトマト加工品(トマトジュース、トマトソース、トマトペーストなど)からは、リコピンの吸収率が2~3倍高いことが示されています。
トマトを炒めてソースを作る、トマト煮込み料理にするなど、加熱調理と油脂を組み合わせることで、リコピンを効率的に摂取することができます。
トマトジュースの活用
完熟トマトを使用したトマトジュースには、リコピンをはじめとする栄養素が豊富に含まれています。ただし、塩分が添加されているトマトジュースは、血圧降下作用などの健康効果が減少する可能性があるため、食塩無添加のものを選ぶことをおすすめします。また、濃縮還元されていないストレートタイプのトマトジュースの方が、より多くの栄養素を摂取できる可能性があります。
推奨されるリコピンの摂取量は1日あたり約15~20mgとされており、これはトマトジュースコップ1杯分に相当します。
トマトの追熟と保存方法
トマトは収穫後も成熟が進む追熟という性質を持っています。青みが残っているトマトは、冷蔵庫に入れず、常温で追熟させることで栄養価が高まります。さらしなどをかぶせて、涼しく風の当たらない場所で保存すると、1週間以上保存が可能です。
完熟したトマトは、冷蔵庫で保存することができます。ただし、完熟トマトは常温で保存すると旨味が増し、風味が向上します。風味を優先する場合は、ヘタを下にして涼しい場所で保存するとよいでしょう。
食べきれない場合は、生のままフリーザーバッグに入れて冷凍保存することもできます。凍ったトマトは解凍時に皮が簡単にむけるため、煮込み料理やソース作りに便利です。
電子レンジを使った湯むき方法
トマトの皮をむく際、電子レンジを使うと簡単です。トマトのヘタ部分に包丁で浅く十文字に切れ目を入れ、ラップをせずに中玉1個あたり30秒程度加熱します。その後、冷水にとると、皮が簡単にむけます。
良いトマトを選ぶポイント
新鮮なトマトの見分け方
良いトマトを選ぶ際は、以下の点に注目してください。
皮に色むらがなく、ハリがあるものを選びましょう。ヘタが鮮やかな緑色でピンとしているものは新鮮です。逆に、ヘタが黒ずんでしおれているものは収穫から時間が経っています。
形は丸く整っており、手に取ったときにずっしりと重みがあり、全体が締まっているものが良質です。形がいびつなトマトは、実の詰まり方が悪かったり、中に空洞があったりする可能性があります。
リコピンを多く含むのは、色が濃い赤色系のトマトです。完熟トマトほどリコピン含有量が高い傾向にあるため、色が鮮やかで濃いものを選ぶとよいでしょう。
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トマト摂取に関する注意点
摂取量について
トマトは健康に良い野菜ですが、特定の食品だけを過剰に摂取することは避けるべきです。バランスの良い食事の中で、トマトを適切に取り入れることが重要です。
一般的に、1日あたりトマト中玉2~4個程度、またはトマトジュース200ml程度を目安に摂取することが推奨されています。ただし、個人の健康状態や食事全体のバランスを考慮する必要があります。
がん予防における位置づけ
トマトに含まれるリコピンなどの成分にがん予防効果が期待されているとはいえ、トマトだけを摂取すればがんを完全に予防できるわけではありません。
世界がん研究基金と米国がん研究財団の評価報告書では、果物や野菜について、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、胃がん、肺がん、大腸がんなどに対して予防効果がある「可能性大」と判定されています。
がん予防のためには、トマトを含む多様な野菜や果物を日常的に摂取し、禁煙、適度な運動、適正体重の維持、節酒など、総合的な生活習慣の改善が必要です。
また、トマトの摂取はあくまで予防的な観点からの健康習慣であり、すでにがんと診断された患者さんの治療法ではありません。がん治療については、必ず医療機関を受診し、専門医の指導のもとで適切な治療を受けることが最も重要です。
他の野菜との組み合わせ
研究では、トマトとブロッコリーなどのアブラナ科野菜を組み合わせて摂取することで、がん抑制効果が高まる可能性が示唆されています。単一の食品だけでなく、様々な野菜を組み合わせて摂取することで、相乗効果が期待できます。
アメリカ国立がん研究所が発表した「デザイナーズフーズ」では、がん予防効果が期待できる食品がピラミッド形式で示されており、トマトはその中でも重要な位置を占めています。
トマトに関する最新の研究動向
特定のがんへの効果
前立腺がんに対するリコピンの効果については、多くの研究が行われています。疫学研究では、血液中のリコピン濃度が高い人ほど前立腺がんのリスクが低いことが報告されています。
胃がんについても、日本で実施された大規模な疫学調査では、野菜や果物を週1回以上摂取するグループは、ほとんど摂取しないグループと比較して胃がんの発生率が低いことが示されています。特に、白菜、キャベツ、トマトなどの野菜は、緑黄色野菜や果物よりもリスクを下げる可能性が高いことが示唆されています。
肺がん、乳がん、子宮がんなどについても、リコピンががん細胞の成長を抑制する作用があることが基礎研究で示されています。
動脈硬化や生活習慣病への効果
がん予防以外にも、トマトに含まれるリコピンは動脈硬化の予防にも効果があるとされています。動物実験では、高脂肪食にトマトを添加したグループは、トマトを含まないグループと比較して血液中の過酸化脂質濃度が低く、血管が正常に保たれていたという結果が報告されています。
また、2型糖尿病の患者さんにトマトジュースを1年間継続的に摂取してもらった研究では、糖化ヘモグロビン(HbA1c)の値が低下したことが報告されています。これは、リコピンの抗酸化作用によって酸化ストレスが軽減されたためと考えられています。
トマトの栄養成分を最大限に活用するために
トマトは低カロリーでありながら、リコピン、βカロテン、ビタミンC、カリウム、食物繊維など、健康維持に役立つ多様な栄養成分を含んでいます。
がん予防の観点からトマトを活用するためには、以下の点を意識するとよいでしょう。
1. 完熟した赤いトマトを選ぶこと(リコピン含有量が多い)
2. 加熱調理や油脂との組み合わせで吸収率を高めること
3. トマトジュースやトマトソースなどの加工品も活用すること
4. 継続的に、バランスよく摂取すること
5. トマトだけでなく、多様な野菜や果物を組み合わせて摂取すること
「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、トマトは古くから健康に良い食品として認識されてきました。現代の研究によって、その健康効果の一部が科学的に裏付けられつつあります。
ただし、トマトを食べることだけでがんを予防できるわけではありません。禁煙、適度な運動、バランスの取れた食事、適正体重の維持、定期的な健康診断など、総合的な健康管理の一環として、トマトを含む野菜や果物を積極的に摂取することが大切です。
参考文献・出典情報
本記事の作成にあたり、以下の信頼できる情報源を参考にしています。

