主に東京都内で活動している乳がん患者会のリストです。患者会は費用面などの問題で定期的に集まりを開催するのが難しいこともありますが、現時点で積極的な活動を継続している会かどうか、確認したうえで掲載しています。
イデアフォー
1989年から活動している会。会員の会費で運営されている患者会です。乳がん初発の方向けの「おしゃべりサロン」(月1回程度)、再発・転移がある方向けの「再発おしゃべりサロン」(2か月に1回程度)などを定期的に開催されています。
開催されている場所は江東区亀戸です。
その他横浜市のあざみ野でも「おしゃべりサロン」を不定期に開催されています。
また、他電話相談を火曜、水曜の夜間に受けつけています。
乳がん手術後のためのプログラム「アンコア」
手術を経験した患者さんの交流会とともに、プール、スタジオを利用して術後の心身の回復を目的としたエクササイズを行う会。
毎週土曜日、8回にわたる会を「1つの期」とし、会費制で参加できます(定員あり)。
乳がん手術後には腕や肩のひきつれ感や痛み、不快感などが起きやすいですが、それを緩やかなエクササイズで軽減し、同じ体験を持つ患者さん同士で交流を行い、活動的で充実した生活に戻っていく、ということを目的として活動されています。
開催されている場所は千代田区神田駿河台です。
キャンサーフラ 乳がんリハビリフラ 秋葉原
埼玉県でフラ教室を主宰されている草野さんのフラ教室。
乳がん闘病中にフラと出会い、治療中も踊ることで心も体も元気になっていったそうです。
月に一度、秋葉原スクエアビルのスタジオにて乳がん経験者さん限定の「キャンサーフラ教室」を開催されています。費用は1名2,000円(90分)。
ハワイの雰囲気を感じることができ、心身ともにポジティブになれそうですね。
乳がんリハビリフラのサイト
SAKURA RIBBON
2017年に発足された会。主な活動は「女性がん患者のためのおしゃべり会」の定期的な実施。一ヶ月に2度程度のペースで開催されています(第一土曜日と第二木曜日)。
お茶を飲みながら気軽に話す、というスタイルの会です。場所は多摩市にある京王線聖蹟桜ヶ丘駅近くにある「TAMA女性センター・ワークショップルーム」。
参加費はお茶代300円のみ。
NPO法人ブーゲンビリア
多種類の会合を定期的に実施している会員制の患者会(入会金2,000円、年会費500円/月)。
活動には4つの分野があり、
・学び=乳がんのことや病気のことを学ぶ学習会やシンポジウムの開催
・癒し=仲間同士で支え合うための会(おしゃべり会など)の実施
・アドボカシー活動=患者参画型の医療を目指し、医療への提言を行うなどの活動
・国際ボランティア=アジア諸国の女性、子供への医療支援活動
乳がんの患者会として、参加型のイベント実施が頻繁で精力的な活動をしていることが特徴的です。
支え合い、情報交換をするピンクリボンおしゃべり会や、再発の方限定のリボーンの会などがきちんとスケジュールされて開催されています。