人気コンテンツ累計150,000名以上に読まれています。無料ガイドブック「がんを完治させるための5つのルール」プレゼント中です。

06.食道がん

食道がん手術後の食事・食生活で気を付けること

がん専門のアドバイザー、本村です。

当記事では食道がん手術後の食事・食生活について解説します。

food001

手術後の食事に関しては、「1.ゆっくり、2.よくかんで、3.食べすぎない」ことが重要です。

1回の食事に少なくとも30分以上はかけましょう。そして、食べたものがドロドロになるまでよくかんで、口の中で胃の仕事をする、という意識が必要になります。

食事量は物足りないくらいがちょうどよく、徐々に自分のペースで食事量を増やしていきましょう。どうしても物足りないときは間食をして少しずつ食べるようにしたほうが消化に優しいといえます。

手術後は空腹感や満腹感は手術前と同じというわけにはなかなかいきません。食事の時間を決めて定期的に食事をとるようにして、徐々に通常の食生活に戻していきましょう。

・規則正しい食生活を心がける

手術後2~3か月は手術前のような空腹感や満腹感はありません。どうしても量が足りなくなるので間食を入れて「1日5食程度」の回数を時間を決めて摂ることが理想的です。深夜の食事や食事をとってすぐ横になることは避けましょう。

・ゆっくりよくかんで食べる

早食いは消化不良による下痢やダンピング症候群を発症させる原因となります。よくかんで、今までのように機能しなくなった胃の代わりをして消化吸収を助けましょう。

また、食道と胃などの再建臓器をつなげた吻合部は、手術をする前の臓器と比べると狭くなっています。よくかまないで飲み込むと、つかえる可能性がありますので要注意です。食べたものがつかえ、水も通りにくい状態になったら、すぐに担当医に連絡してください。

・消化のよいものをバランスよくとる

唐辛子などの刺激香辛料やカフェインを含むコーヒーなどの飲料、炭酸飲料などのように胃腸を刺激するものや脂っぽいものは、排便を不規則にします。また、極端に1種類のものを大量にとるような食事は、体調を崩すもととなるので避けましょう。

・水分をしっかりとる

ほかに病気があり制限されている場合を除いて、水分はしっかりとりましょう。特に起床時の1杯の水には、腸を刺激して排便を促す働きがあります。

・アルコールはNG

食道がんの発がんには、アルコールが深くかかわっています。食道がんの手術のあと、お酒を飲むことは、残っている食道やほかの部位に発がんを起こすリスクを高めることになります。

・腸閉塞のサインに注意する

食道がんに限らず、おなかの手術をした人では、手術後の癒着などの影響で腸閉塞が起こることがあります。おなかが張ってきたり、便通がよくなかったり、おならが出なくなったり、気持ち悪くなって吐いたり、おなかが痛くなったりする症状は、腸閉塞の可能性があります。

このようなときは食事の量を控え、それでも治らなければいったん食事を休みましょう。1日食事をやめてもよくならなかったり、おなかの痛みや吐き気があれば、担当医に相談しましょう。


【サイト内 特設ページ】




がんに関する情報は、世の中に溢れています。

「何を信じていいのか分からない」と不安なら。

こちらのページに解決策があります。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?.


食道へのステント留置

がんが進行すると、食道が腫瘍でふさがる、気管に孔が開くなどで、自分の口から食事をとるのが難しくなることがあります。その場合、胃に直接食べ物を送る胃ろうや、静脈に栄養を送る静脈栄養などの方法もあります。

しかし食べることは、生活のなかの大きな楽しみです。自分で食事をすることを望むときは、ステントという管を食道に入れ、食べ物の通り道を確保する治療がおこなわれることがあります。

自分で食べられるようになり、QOL(生活の質)が向上しますが、合併症が起こることも多く、簡単にはいかないのも現状です。

早食いと食べすぎは不快な症状の原因

切除手術後は、食後にダンピング症候群が起き低血糖になって頭痛や動悸、めまいなどの不快な症状が起きます。症状が現れやすいので、旱食いと食べすぎを極力避けるようにします。

<ダンピング症候群>

健康時、食物は一度胃にたまり、ゆっくりと小腸へ送られるます。手術で胃を頸部や胸部上部まで持ち上げて再建食道にするため、食物を貯蔵できなくなります。それによって食後に起こる不調をダンピング症候群といい早期と後期があります。

・早期:食後30分以内に起こる

食べ物が一気に腸に送られると、消化のための腸液が大量に分泌される結果、腹痛、めまい、動悸、冷や汗などの症状が現れる。食後に楽な姿勢で休めば症状は自然に治まる。

・後期:食後2~3時間たってから起こる

食後は血糖値が上がり、インスリンというホルモンが分泌されて血糖値が下がる。食べる量が少なすぎると、血糖値が下がりすぎて、頭痛や冷や汗、動悸、めまいなどが現れる。症状が現れたら、砂糖水やアメ玉を口にして血糖値を上げる。


【サイト内 特設ページ】




がんに関する情報は、世の中に溢れています。

「何を信じていいのか分からない」と不安なら。

こちらのページに解決策があります。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?.


食道がん手術後の生活

退院が近づくと、担当医や看護師から、退院後の生活の注意点についての説明があります。わからないことは遠慮なく質問して、不安のない退院後の生活を送れるようにしておきましょう。開腹手術を受けた場合の一般的な注意点は以下のとおりです。

・自分の体力の回復に合わせて、徐々に活動範囲を広げる

手術のために入院生活をしていると、ずいぶんと体力が落ちた、疲れやすくなったと実感されるかもしれませんが、手術の程度により異なりますが、通常は退院後1~2か月くらいで体力は回復します。

退院後3~4日くらいから、自分の体調に合わせて、積極的に無理のない程度の軽い散歩や運動を実行しましょう。腹筋運動や重いものを運んだりする仕事は、しばらく避けたほうがよいでしょう。

・定期検査はきちんと受ける

定期検査は医師の指示通りに受けましょう。食道がんの治療は手術をしたら終了ではありません。病理検査の結果、追加的な治療が必要な場合もありますし、手術後の体力回復の具合、食事の状態、体重変化、便通の調子の変化などを外来で診ていく必要があり、再発がないかを定期的にチェックしたりします。

受診を怠ると再発の発見が遅れて、治療が手遅れになることもありうることです。定期的に診察と検査をきちんと受けましょう。

食道がん手術のあとの社会復帰

食道がんの手術後も多くの人が元の仕事に復帰しています。一般的にいうと、デスクワーク中心の仕事であれば、手術後1か月程度で復帰可能です。からだを多少使う仕事でも2~3か月をめどに復帰できます。

しかしながら、完全な社会復帰が可能となる時期については、受けた治療の内容、体力や年齢、仕事の内容などさまざま々な要因がかかわってくるため、一概にはいえません。

手術のあとにからだを動かして日常生活に早く復帰できた人は、社会復帰も早くなるはずです。とはいえ、社会復帰直後から病気になる前と同じように就労することは、不安もあり、体力的、精神的に難しいかもしれません。可能であれば軽めの仕事から始めて徐々に仕事を増やしていくのがよいといえます。

そんなとき、ご家族や職場の人たちのサポートが重要です。1人であせったり、悩んだりせずに、周りの人たちの協力を得て、手術後の回復期を乗り切りましょう。

以上、食道がんに関する解説でした。

 

・・・・・・・・・・

 

がんに関する情報は、世の中に溢れています。

そのなかで、外してはいけない重要なポイントは1つだけです。

詳しくはこちらのページで。

 

がんを治すための『たった1つの条件』とは?

 

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

\ 無料ガイドブック、プレゼント中 /

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

経験15年以上。プロのアドバイザーによる徹底解説。

闘病ブログはとても参考になると思います。
にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村

サポートを受けた患者さんの声

大腸がん(腹膜播種)遠藤さん|患者さんの声

遠藤です。 お世話になっております。 先週4/10(金)に両親と、妻との4人で病院へ行き、担当医に会ってきました。 本村さんが言われていたように、話がどういった展開になるか、少々心配していましたが、私たち子供が立ち会ったことも功を奏したのか、担当医は明朗に現在の状況を説明してくれました。 ガンの転移であるのかについては、今までの抗がん剤治療での経過の中で、部位が多少なりとも小さくなっていることにより、ガンであると判断するしかない、更に突き詰めるには、やはり腹腔鏡手術・開腹手術を行うしかないが、前回母が手術 ...

続きを読む

直腸がん(手術後経過)桑島さん|患者さんの声

長い間本当にありがとうございました!!! 昨年10月にご相談をしてから、早くも6ヶ月が過ぎました。 昨年1月に大腸がん(直腸)の再発に始まり、手術をし人工肛門にするか、肛門の温存又は経過観察にするべきか、悩み迷い、先生のアドバイスを受けました。 結果経過観察を選び、4月1日に6ヶ月目の検査を受診しました。 検査結果担当医より「良かったですね。肝臓に転移も無く、術後も綺麗ですね。」と先生の笑顔を初めて拝見しました。 私もとても嬉しかったです。10月の検査予約をして参りました。 本村先生へのお礼とご報告が遅く ...

続きを読む

子宮体がん(肝臓転移あり5㎜以下で2個~4個)佐藤さん|患者さんの声

(1)患者は私本人です (2)48歳 (3)北海道○○市 (4)肝臓癌 (5)10/23、CT検査。多分再発だろうと医師に言われました。 (6)2012年婦人科で「子宮内膜増殖症 異型」と診断され、ガンに移行するタイプなので設備の整っている病院を紹介され、そこで検査の結果、初期の子宮体癌と診断されました。 (7)2012年子宮、卵巣、リンパ節手術 半年位は、毎月血液検査、その後3ヵ月ごとになりました。CT検査半年ごと。今年の7月のCT検査で、微かな影(?)のようなものが認められ、10月にもう一度CT検査を ...

続きを読む

スキルス胃がん(手術前)本間さん|患者さんの声

本村さま お返事ありがとうございました。 本村さんのおっしゃる通り、知識をしっかり身につけようと思います。誰に聞けば良いのかわからない質問にまで丁寧に答えてくださり、ありがとうございます。 先日両親にガイドブックを渡しました。がんのことを家族で勉強したいと思います。これからもよろしくお願いします。 本間 【続き】 こんばんは。先日はメールをありがとうございました。 本村さんのおっしゃる通りでした。 それでも諦めきれず、以前から気になっていた食事療法の本を出されている先生のクリニックへ。 検査結果の資料一式 ...

続きを読む

肺がん(ステージ4)堀内さん|患者さんの声

本村さん こんばんわ 報告ですが○○病院の緩和病棟(外来)に行ってきました。とにかく今の吐き気が辛い事などを伝えましたが、大変親切に対応いただきました。 ○○病院の話も聞きたい旨を伝えましたが、快く賛成頂きました。結果的には、新しい吐き気止めを頂きました。(本村さんのおっしゃるとおりでした。) その薬を妻が飲み、吐き気はなくなったようです。本日(金曜日)、体調が良く吐き気がないので出社して経理の仕事をこなしていました。 ただ、車で30分。会社に着いてすぐもどしました。また退社寸前まで元気でしたが、帰る車内 ...

続きを読む

人気の記事

1

私(本村ユウジ)は身内をがんで亡くしてから、プロとして10年以上活動している、がん治療専門のアドバイザーです。

このページでは、がんを治すための「たった1つの条件」について明らかにしています。

2

標準治療(手術、放射線、化学療法)を批判する意見は多く、書籍も多く出版されています。 特に問題視されることが多いのが、抗がん剤などの薬物を使う「化学療法」です。 ...

3

2019年6月1日より、がんゲノム医療に関する「がん遺伝子パネル検査」が保険適応となりました。 テレビのニュースなどでは「がんゲノム医療が保険適応に」などとテロ ...

4

日本で最初に免疫チェックポイント阻害剤が使われたのは「2014年7月にメラノーマで承認されたオプジーボ(ニボルマブ)。 それ以来、様々な免疫チェックポイント阻害 ...

5

近年、話題になっている「がんゲノム医療」とは何か、というテーマの記事です。 専門用語、難解な言葉が登場しやすく「いまいち、理解できない」という人が多いので、でき ...

-06.食道がん
-,

© 2025 がん治療専門のアドバイザー 本村ユウジ公式サイト・ブログ