本村さん、こんにちは。お返事ありがとうございます。
本村さんのメールを何度も読み、涙が溢れると同時に、ざわついた気持ちがクリアに、スッキリしていくように思いました。その通りですね。
信じたくない現実ですが、家族として、想定と準備は早めに必要だと思える事ができましたし、母にもそう伝えると、納得し、その上で前向きに頑張ると言ってくれました。
2日前、兄本人に会ってきましたら、やはり主治医と相談して薬の量を元にもどしたとの事でした。浮腫みもでていましたが、気持ちはとても前向きで話してくれて、食事もとれていたので私も安心できました。
姉にガイドブックにありましたサプリを教えましたら、すぐに注文し、試してみると言ってくれました。今は食事に対しては少々敏感になっていたので、休薬期間に入りましたら、ガイドブックも紹介してあげようと思っています。
【続き】
本村様
お久しぶりです。渡邊です。気持ちの整理がなかなかつかずにご報告が遅くなりましたが、昨年の12月29日に、兄が永眠しました。
私の子どもが入院したり、変な気を使ってしまったり最後の一ヶ月は会えませんでした。
家族の話では、最後は肝臓の腫れがとても大きくなり痛々しく、食事も思うようにとれずとても辛かったようですが、亡くなる二日前まで母の作る野菜ジュースを頑張って飲み、最後まで自宅で家族に迷惑をかける事なく逝ってしまった兄は、兄らしいというか、幸せでもあったのかな。と今では思えてきています。
実は、本日、私の父がポリープを切る簡単な手術をしたのですが、不思議な事に大きなポリープが消えていたそうです。
これも、兄と一緒に家族みんなでジュースを飲んだり、玄米粉をとったり、食事の改善をしたおかげかな。。と母から連絡があり、今日本村様にもこの様な連絡をしようと思えました。
兄は前向きに治療に励み、最後まで『兄の生き方』をしたのだと思います。
私が兄にした事が良かったのか悪かったのか、今でも悔やむ事もありますが、間違っていなかったかな。。と父の状態を聞き思う事ができました。
兄が亡くなった後聞いた話ですが、父は主治医から、希望は持たないで下さい。と言われていたそうです。ですが、原発の胃の腫瘍は形が変わったか小さくなり、闘病中も、兄、そして家族みんなで本村さんの言う『希望』を持って旅行にも行き、神社巡りをし、個々毎日忙しく過ごして忘れかけていたゆったりした時間を兄と、家族と作れた事が私の最高の時間で宝です
本村さんも、お忙しいかとは思いますが、お身体に充分お気をつけて、これからも一人でも多くの方々に希望を与えて頂きたいと心から願っております。
この頃は新聞を読んでもテレビを見ていても何かと暗いニュースばかりですが、自分の身体を大切に、生かされているという感謝の気持ちを忘れず、私自身これからの人生を前向きに希望を持って生きていきたいと思っています。本当にありがとうございました。