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17.膵臓がん

【2025年更新】膵臓がんのステージ1・2・3・4の分類と、それぞれの生存率、余命の話

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膵臓がんのステージ分類が重要な理由

がん治療において「ステージ」という言葉をよく耳にします。ステージとは「病期」または「進行度」とも呼ばれ、がんの進行度合いを判断し、分類したものです。

膵臓がんの場合、日本では「膵癌取扱い規約(日本膵臓学会)」に基づいてステージを決定しています。このステージ分類により、治療方針の決定や生存率の推定が可能になります。

膵臓がんの患者さんのうち、診断時にステージ4であるケースが約50%にのぼり、ステージ1で見つかる人はたった6.3%という現状があり、早期発見の重要性が浮き彫りになっています。

膵臓がんのステージを決める3つの要素

膵臓がんのステージは以下の3つの条件を総合的に評価して決定されます:

  1. がんの大きさや、がんが膵臓内にとどまっているか、または膵外の近接した血管や臓器にまで広がっているか(浸潤の有無)
  2. がんがリンパ節へどの程度広がっているか(リンパ節転移の程度)
  3. がんが膵臓から離れた臓器へ広がっているか(遠隔転移の有無)

これらの評価は、各種の画像検査(CT、MRI、超音波検査など)によって総合的に行われます。


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TNM分類による膵臓がんのステージ分類方法

膵臓がんの病期の分類には、日本では「膵癌取扱い規約(日本膵臓学会編)」または「TNM悪性腫瘍の分類(UICC)」が用いられ、TNM分類によって病期が決まります。

TNM分類とは:

  • 「T」:がんの大きさや深さ、広がりを示す
  • 「N」:周囲のリンパ節への転移の有無
  • 「M」:他の臓器への遠隔転移の有無

「T」「N」はそれぞれ数字が大きくなるほど進行が進んでいることを表し、「M」は「M0」が他の臓器への転移が見られないこと、「M1」は転移が見られることを表しています。

分類項目 内容 評価基準
T因子 原発腫瘍 T0-T4(腫瘍の大きさと浸潤範囲)
N因子 リンパ節転移 N0-N3(転移リンパ節数または部位)
M因子 遠隔転移 M0(転移なし)、M1(転移あり)

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日本膵臓学会による膵臓がんステージ分類の詳細

日本では主に「膵癌取扱い規約」による分類が使用されています。各ステージの詳細は以下の通りです:

ステージ0期

浸潤のないがん(非浸潤がん)で、がんが膵管の上皮内にとどまっている状態です。

ステージI期(1期)

がんの大きさが2cm以下で膵臓内にとどまり、リンパ節転移がないものです。手術による完全切除が可能であり、適切な治療を受けた場合の5年生存率は約50%と報告されています。

ステージII期(2期)

ステージII期は細かくIIA期とIIB期に分かれます:

  • IIA期:がんの大きさが2cm以下で膵内にとどまり、第一群リンパ節(膵周囲のリンパ節)に転移があるもの、または、がんの大きさが2cmを越え膵内にとどまり、リンパ節転移がないもの
  • IIB期:比較的近くのリンパ節への転移が4個以内確認されているもの

この段階でも手術が可能な場合があり、術後に補助的な化学療法や放射線療法を組み合わせることで、5年生存率は約30%から40%とされています。

ステージIII期(3期)

腫瘍が膵臓周囲の主要な血管や神経に浸潤しており、手術による完全切除が難しいケースが多い段階です。このステージでは、化学療法や放射線療法を中心とした治療が行われ、5年生存率は約10%から20%と報告されています。

ステージIV期(4期)

遠隔臓器(肝臓、肺など)への転移が確認される最も進行した段階で、手術による根治は困難な状態です。このステージの患者さんの5年生存率は非常に低く、通常は1.2%から5%程度とされています。

国際対がん連合(UICC)による膵臓がんステージ分類

国際的に使用されているUICC(国際対がん連合)による分類も存在します。2016年にUICC基準に合わせる形で膵癌取扱い規約が第7版に改訂されたものの、その後にUICC基準が第8版に改訂され、再び両者が一致しない部分が出てきてしまいました。

UICC分類の特徴

  • ステージ0期:上皮内がん(浸潤のない膵管上皮内にとどまるがん)でリンパ節転移のないもの
  • ステージIA期:大きさ2cm以下で膵内にとどまり、リンパ節転移のないもの
  • ステージIB期:大きさが2cmを超えるが、リンパ節転移のないもの
  • ステージIIA期:がんが膵外まで浸潤するが、膵臓周囲の重要な動脈には浸潤がないもの
  • ステージIIB期:がんが膵外まで浸潤するが、膵臓周囲の重要な動脈には浸潤がなく、一群リンパ節転移を認めるもの
  • ステージIII期:がんが膵臓周囲の重要な動脈(腹腔動脈幹、上腸間膜動脈)に浸潤を認めるもの
  • ステージIV期:他臓器への遠隔転移があるもの

膵臓がんの生存率とステージ別の予後

膵臓がん患者全体の5年生存率は女性で8.1%、男性では8.9%と、全がんの中でもっとも低いがんとして知られています。

ステージ別の5年生存率の詳細:

ステージ 5年生存率 特徴
ステージI期 約40-54% 手術による根治が期待できる
ステージII期 約21-30% 手術+補助療法で治療
ステージIII期 約6-20% 主に薬物療法・放射線療法
ステージIV期 約1.2-5% 緩和医療中心

一方で、すい臓がんの生存率は早期発見ができると、進行期に見つかるのと比較して、大幅に高くなります。腫瘍が1cm以下の小さな段階で超早期発見できた場合、5年生存率は約80%にも達することが報告されています。

ステージ分類に基づく治療方針の決定

膵臓は腹部の主要な血管に近接しており、これらの血管へのがん細胞浸潤の有無や程度により、切除ができるかどうかを判断します。

治療方針は以下のように分類されます:

  • 切除可能膵がん:手術によってがんの切除が可能と判断されるもの
  • 切除可能境界膵がん:標準手術のみでは組織学的にがんが遺残してしまう可能性が高いもの
  • 局所進行膵がん:切除不能膵がんのうち、主要な血管へのがん細胞浸潤を伴うために切除しても取り切れないもの
  • 遠隔転移を有する膵がん:肺、肝臓、骨への転移などがある場合

ステージ別の主な治療法

ステージI・II期

比較的早期であるステージ1・2期の膵臓がんには手術を行い、術後に補助化学療法を実施します。膵臓がんの切除後に、TS-1という抗がん剤を約半年前服用することが、ガイドラインで強く推奨されています。

ステージIII・IV期

進行したステージ3・4期の膵臓がんには化学療法行います。主な治療法として以下があります:

  • ゲムシタビン+ナブパクリタキセル(GnP)療法
  • FOLFIRINOX療法
  • 化学放射線療法(薬物療法と放射線治療の併用)

余命算出における注意点

「あとどれだけ生きられるか」は"余命"といい、その病気の状態の人の50%が亡くなる時期を"平均余命"といいます。この平均余命はがんであってもどの部分のがんかによって異なりますし、同じ膵臓がんであってもステージによって異なります。

ステージ4Aで15ヶ月、ステージ4Bで7ヶ月という平均余命のデータもありますが、これらは統計的な数値であり、個人差があることを理解することが重要です。

最新の治療動向と希望

2025年3月時点で、KRAS G12Dや汎KRASをターゲットにした治療開発が進んでおり、結果が待たれる状況です。また、免疫療法では、MSI-Highの場合と、TMB-Highの場合に免疫チェックポイント阻害薬を使用する治療法のみが効果があると科学的に証明されています。

近年、さまざまな研究の進展により、膵臓がんの生存率が改善される治療アプローチが登場してきています。特に、JASPAC 01研究により、術後補助療法としてS-1を使用することで治療成績の向上が示されています。

早期発見の重要性

膵臓がんが難治がんである理由の1つは、早期発見が難しいためです。初期に自覚症状がほとんどなく、症状が現れて病院を受診する患者さんの多くは進行がんと診断されることになります。

膵臓がんの主な症状には以下があります:

  • 腹痛、背部痛
  • 黄疸
  • 食欲不振、体重減少
  • 糖尿病の急な悪化

膵臓がん患者さんの80~90%で、腫瘍マーカーのCA19-9が高値を示しますが、早期発見のためには高リスク群への定期的なスクリーニングが重要です。

患者さんとご家族へのサポート

膵臓がんの診断を受けた患者さんとご家族にとって、ステージ分類の理解は治療方針を決定する上で重要な要素です。医療チームとの十分な話し合いを通じて、最適な治療方針を決定していくことが大切です。

参考文献・出典情報

  1. 国立がん研究センター がん情報サービス「膵臓がん 治療」
    https://ganjoho.jp/public/cancer/pancreas/treatment.html
  2. 一般社団法人 日本肝胆膵外科学会「膵臓がん」
    https://www.jshbps.jp/modules/public/index.php?content_id=14
  3. 国立がん研究センター 東病院「膵(すい)がん」
    https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/hepatobiliary_oncology/pancreatic/index.html
  4. がん研究会有明病院「膵臓がん」
    https://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/pancreas/index.html
  5. 膵臓がんの生存率とは 大きく変容した膵臓がんの予後 - メディカルノート
    https://medicalnote.jp/contents/170418-002-JW
  6. 膵臓がんの生存率はどれくらい? - メディカルノート
    https://medicalnote.jp/diseases/膵臓がん/contents/201113-011-QS
  7. 膵臓がんのステージ別生存率と平均余命 - がんメディ
    https://ganmedi.jp/pancreatic/stage-lifeexpectancy/
  8. 膵臓がんの末期症状と検査方法、5年生存率について - がん遺伝子医療専門 GENEクリニックグループ
    https://www.g-cg.jp/column/pancreas_2.html
  9. がん検診に含まれない?膵臓(すいぞう)がんの早期発見が難しい理由を解説
    https://misignal.jp/article/pancreatic-cancer-early-detection
  10. 膵臓がんのステージ分類と検査、治療戦略とは - がんプラス
    https://cancer.qlife.jp/pancreas/pancreas_feature/article4180.html

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本村ユウジ
本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

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経験18年以上。プロのアドバイザーによる徹底解説。

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-17.膵臓がん