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がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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24.放射線治療

【2026年更新】東北地方でサイバーナイフ・トモセラピー・重粒子線・陽子線治療を受けられる病院は?最新の保険適用まで解説

こんにちは。がん治療専門アドバイザー、本村ユウジです。

放射線治療は、手術、化学療法と並ぶがん治療の3本柱の一つとして、多くのがん患者さんの治療に活用されています。なかでも高精度な放射線治療装置は、がん病巣にピンポイントで照射できるため、正常な組織への影響を抑えながら治療効果を高められることから注目を集めています。

東北地方において、サイバーナイフ、トモセラピー、重粒子線、陽子線といった先進的な放射線治療を受けられる施設は限られています。

本記事では、2026年1月時点での東北6県における放射線治療施設の最新状況、各治療法の特徴、保険適用範囲、治療費用について詳しく説明します。


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東北地方でサイバーナイフ治療が受けられる施設

サイバーナイフは、産業用ロボットアームの先端に小型リニアック(直線加速器)を搭載した高精度放射線治療装置です。コンピュータ制御により、最大1200方向から病巣に放射線を集中照射できるのが特徴です。

東北地方では、以下の2施設でサイバーナイフ治療を受けることができます。

宮城県:仙台総合放射線クリニック

所在地:宮城県仙台市泉区上谷刈字向原21番地4

外来通院での放射線治療を実施する専門病院です。脳腫瘍、頭頸部がん、肺がん、肝がんなどの治療に対応しています。侵襲が少なく、ほとんどが外来通院で治療可能です。遠方の患者さんにはホテルなどの紹介も行っています。

福島県:総合南東北病院

所在地:福島県郡山市八山田七丁目115

最新型のサイバーナイフM6を導入しています。マルチリーフコリメータを搭載しており、複雑な形状の腫瘍や大きなサイズの腫瘍にも対応可能です。治療時間は病変の大きさや場所によって異なりますが、1回あたり30分から1時間程度です。外来通院での治療が可能です。

サイバーナイフの保険適用と費用

サイバーナイフ治療は、定位放射線治療として健康保険の適用対象となっています。

2026年1月現在の保険適用範囲は以下のとおりです。

対象疾患 条件
頭頸部に対する治療 頭頸部腫瘍(頭蓋内腫瘍を含む)および脳動静脈奇形
原発性肺がん、肝がん、腎がん 原発病巣が直径5cm以下であり転移病巣のないもの
転移性肺がん、肝がん 3個以内で他に病巣のないもの
前立腺がん、膵がん 転移病巣のない限局性のもの
転移性脊椎腫瘍 直径5cm以下のもの
オリゴ転移 5個以内の転移病変
脊髄動静脈奇形 頸部脊髄動静脈奇形を含む

治療費用は、3割負担の場合で約19万円です。照射回数や治療部位数に関わらず一連の治療としての費用設定となっています。高額療養費制度を利用することで、さらに自己負担額を軽減できます。


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東北地方でトモセラピー治療が受けられる施設

トモセラピーは、CT(コンピュータ断層撮影装置)とリニアック(放射線治療装置)を一体化させた装置で、IMRT(強度変調放射線治療)専用の治療システムです。らせん状に回転しながら照射するため、複雑な形状のがんや広範囲の治療にも対応できます。

東北地方では、以下の施設でトモセラピー治療を受けることができます。

青森県:十和田市立中央病院

所在地:青森県十和田市西12番町14番8号

2008年、東北地方では初めてトモセラピーを導入した病院です。2013年に機器を最新の「トモダイレクト」にバージョンアップし、治療時間の短縮を実現しました。ヘリカル回転照射に加えてダイレクト(固定)照射が可能となり、患者さんの負担軽減につながっています。

常勤の放射線治療専門医、医学物理士、放射線治療専門技師、放射線治療品質管理士が在籍し、根治的放射線治療から緩和的放射線治療まで幅広く対応しています。1回の治療時間は20分程度です。

宮城県:宮城県立がんセンター

所在地:宮城県名取市愛島塩手字野田山47-1

放射線治療部門において、IMRTおよびトモセラピーによるがん治療が行われています。2013年にアキュレイ社製TomoHD(トモセラピーシステム)を導入しました。年間のトモセラピー実施症例数は200例程度です。

なお、同施設では2017年に最新型のリニアック機「トゥルービーム(TrueBeam)」も導入しており、患者さんの状態に応じた最適な放射線治療の選択が可能となっています。

福島県:北福島医療センター

所在地:福島県伊達市箱崎字東23番地1

2009年に放射線治療センターを新設し、トモセラピーを導入しました。特に前立腺がんの治療実績が豊富です。地域のがん診療連携拠点病院として、放射線治療を必要とする患者さんに対応しています。

福島県:寿泉堂綜合病院

所在地:福島県郡山市駅前一丁目1番17号

乳がんに対する乳房温存療法での術後の放射線治療として、トモセラピーによるトモダイレクトでの放射線治療を実施しています。郡山駅前に位置しており、アクセスの良さも特徴の一つです。

トモセラピーの特徴と治療範囲

トモセラピーは、以下のような特徴があります。

360度全方向からの照射が可能で、がんの形状に合わせて放射線の強度を細かく調整できます。これにより、がん病巣には高い線量を集中させながら、周辺の正常組織への影響を最小限に抑えることができます。

治療の直前にCT撮影を行うIGRT(画像誘導放射線治療)により、毎回正確な位置で治療を実施できます。また、照射範囲が40cmを超える広範囲の治療にも対応可能です。

対応可能ながん種は、脳腫瘍、頭頸部がん、肺がん、食道がん、乳がん、前立腺がん、子宮がん、直腸がんなど、ほぼ全身のがんに対応しています。複数の病巣がある場合でも、一度の治療で照射できることが利点です。

トモセラピーは保険適用の治療です。治療費は、がんの種類や治療回数によって異なりますが、保険診療として受けることができます。


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東北地方で陽子線治療が受けられる施設

陽子線治療は、水素の原子核である陽子を加速して高速にし、がん病巣に照射する治療法です。陽子線は体内のある深さで最大のエネルギーを放出し(ブラッグピーク)、その後は急激に減少する特性があります。この特性により、がんの位置でエネルギーを最大にし、その手前や奥の正常組織への影響を抑えることができます。

福島県:南東北がん陽子線治療センター

所在地:福島県郡山市八山田七丁目172

2008年10月に開設された、民間初の陽子線治療施設です。回転ガントリーを備えており、360度自由な角度からの照射が可能です。この機動性により、体内のどの位置のがんに対しても最適な照射角度を見つけ出すことができます。

外来通院での治療が基本ですが、遠方の方には入院での対応も可能です。食道がん、肺がん、肝がん、前立腺がん、膵がん、骨軟部腫瘍など、幅広いがん種に対応しています。

東北地方で重粒子線治療が受けられる施設

重粒子線治療は、炭素イオン線を使用する治療法で、陽子線よりも重い粒子を利用します。重粒子線は陽子線の約3倍のエネルギーを持ち、放射線抵抗性の高いがんに対しても効果が期待できます。

山形県:山形大学医学部東日本重粒子センター

所在地:山形県山形市飯田西二丁目2番2号

東日本で初めての重粒子線治療施設として開設されました。最新の重粒子線治療装置を備え、高度な治療を提供しています。山形大学医学部附属病院と連携した総合的ながん治療が可能です。

重粒子線治療は、骨軟部腫瘍、頭頸部がん(扁平上皮がんを除く)、前立腺がん、子宮頸部腺がんなどに対して、保険診療として受けることができます。

陽子線・重粒子線治療の保険適用範囲と費用

陽子線治療と重粒子線治療は、以前は先進医療として全額自己負担(約300万円)でしたが、現在は多くのがん種で保険適用となっています。

2026年1月現在の保険適用範囲は以下のとおりです。

対象疾患 陽子線 重粒子線
小児腫瘍(限局性の固形悪性腫瘍) -
前立腺がん(限局性・局所進行性)
頭頸部悪性腫瘍(口腔・咽喉頭の扁平上皮がんを除く)
骨軟部腫瘍(手術困難なもの)
肝細胞がん(長径4cm以上、手術困難なもの)
肝内胆管がん
局所進行性膵がん
局所大腸がん(手術後再発、手術困難なもの)
早期肺がん(I期~IIA期、切除不能)
子宮頸部腺がん(局所進行性、手術困難なもの) -

保険適用の場合、3割負担の患者さんで約50万円~70万円程度の自己負担となります。ただし、高額療養費制度を利用することで、実質的な自己負担額は所得に応じて数万円~10数万円程度に抑えることが可能です。

保険適用外のがん種については、先進医療として治療を受けることもできます。その場合、陽子線治療の技術料は約288万円(施設により240万円~350万円の範囲)となりますが、民間の先進医療特約付き保険に加入している場合は、その保険でカバーされる可能性があります。

各治療法の使い分けと選択基準

サイバーナイフ、トモセラピー、陽子線、重粒子線は、それぞれ特性が異なり、がんの種類、大きさ、位置によって適切な治療法が選択されます。

サイバーナイフは、直径5cm以下の小さながんに適しています。ピンポイントでの照射精度が高く、脳腫瘍、肺がん、肝がんなどに効果的です。治療回数は1~5回程度と少なく、外来通院で完結できることが利点です。

トモセラピーは、複雑な形状のがんや広範囲の照射が必要な場合に適しています。乳がんの術後照射、頭頸部がん、前立腺がんなどに効果的です。治療回数は20~40回程度と、比較的長期間の通院が必要となります。

陽子線治療は、体の深部にあるがんで、周囲に重要臓器がある場合に適しています。食道がん、肺がん、肝がん、前立腺がん、膵がんなどに効果的です。X線に比べて正常組織へのダメージを抑えることができます。

重粒子線治療は、放射線抵抗性の高いがんに対して効果を発揮します。骨軟部腫瘍、頭頸部がん(一部)、前立腺がんなどに適しています。陽子線よりも生物学的効果が高く、治療回数も少なくて済むことが特徴です。

東北地方で放射線治療を受ける際の注意点

東北地方で高精度放射線治療を受ける場合、以下の点に注意が必要です。

まず、現在治療を受けている主治医とよく相談し、放射線治療が適切かどうかを検討することが重要です。主治医からの紹介状と、これまでの検査画像(CT、MRI、PETなど)を用意する必要があります。

治療施設が遠方の場合、通院の負担を考慮する必要があります。サイバーナイフのように治療回数が少ない場合は、近隣のホテルに滞在しながら治療を受けることも可能です。陽子線治療など施設によっては入院での対応も可能な場合があります。

治療費については、保険適用の範囲、高額療養費制度の利用、民間の医療保険(先進医療特約など)の適用可否を事前に確認することが大切です。限度額適用認定証を事前に申請しておくと、窓口での支払いを限度額までに抑えることができます。

治療開始までに、治療計画の作成や検証作業のため、数日から1~2週間程度の準備期間が必要となります。また、治療後は定期的な経過観察が重要です。

まとめ

東北地方における高精度放射線治療施設は、県によって導入状況に差があります。サイバーナイフは宮城県と福島県、トモセラピーは青森県、宮城県、福島県、陽子線は福島県、重粒子線は山形県に施設があります。

それぞれの治療法には特徴があり、がんの種類、大きさ、位置、患者さんの状態によって最適な治療法が異なります。保険適用の範囲も拡大しており、以前に比べて患者さんの経済的負担は軽減されています。

放射線治療を検討する際は、まず主治医に相談し、必要に応じてセカンドオピニオンを求めることも選択肢の一つです。

参考文献・出典情報:

仙台総合放射線クリニック サイバーナイフ治療
総合南東北病院 サイバーナイフM6
十和田市立中央病院 トモセラピー
南東北がん陽子線治療センター
医用原子力技術研究振興財団 日本の粒子線治療施設
日本放射線腫瘍学会 粒子線治療の保険適用疾患
国立がん研究センター中央病院 サイバーナイフ
塩田記念病院 サイバーナイフ
陽子線治療の保険適用拡大について
名古屋市 粒子線治療について

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

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