本村ユウジ様
ご無沙汰しております。
先月から父の手術でドタバタしておりました。11月14日に腹腔鏡手術をしました。
お腹に脂肪が多く、通常より時間が掛かってしまいましたが、何の問題も無く無事に終わり、当初の予定通り11月23日には退院できました。
開腹していないとはいえ、77才の老体には堪えたらしく退院して2週間はほとんど部屋で静かにしていましたが、2~3日前より手術前に近い位、家の外に出るようになりました。
排尿も紙パンツやパットを活用していますが、日に日に使用量も減っています。
母の精神状態も落ち着いており出来るだけ思っていることを話し合うようにして考え方の差が出ないように、また誤解が生まれないようにお互い努力しています。
今の所それが上手くいっているようです。
手術後のPSA値も平均以下に(確か0.02とかだったと思います)なり主治医の先生にもすべて取りきれているので大丈夫と言って頂きました。
後は、右鼠径部のリンパの腫れです。
転移では無いと言われましたが、ペットCTでは反応していたみたいで悪い物はこの際取ってしまいましょう、と言う方向に行っています。
簡単な手術なので心配は無いと言われますが、色々質問しても、触診しか判断材料が無いらしくハッキリした答えが返ってきません。
こちらが、「心配なので取って下さい」と言えば先生方を悩ませることは無いのでしょうが、こちらも必要がないのに切り取ってしまうのは躊躇してしまいます。
来週15日に診察に行くので、その時に決まるかもしれません。
そろそろ、メールサポートの半年が経ちます。
家族の精神状態によってはお礼のメールを送り損ねるかもしれませんので落ち着いている時にと思い、現状の報告も兼ねて送らせて頂きました。
今となっては、ご相談していた母の異常行動も私が精神的に追い詰められていたから母をそうさせたのか、私が母を追い詰めてしまったのかと思うほど、それほど、現在は私も母も落ち着いています。
退院のお祝いにお赤飯を炊くほど心の余裕が出来ました。
誰にも相談できない中、私の心の叫びを聞いて頂き、親身になって冷静なご助言をありがとうございました。
本村さんのお陰で、穏やかな今を過ごせています。
そしてこの経験を生かしてガンを恐れずに、ガンと共に生きて行きます。
ありがとうございました。
安部