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「プロのがん治療専門アドバイザー」本村ユウジです。
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前橋市でがん平癒の祈願ができる神社について
がん治療専門アドバイザーの本村ユウジです。
前橋市内には多くの神社がありますが、がん封じ専門の祈祷やお守りを授与している神社はありません。しかし、「がん封じ」とは本来、がんにならないことを願う祈願を指す言葉です。近年では、その意味が広がり、がんの再発や転移を防ぐこと、手術や抗がん剤治療の成功、そしてがんの治癒を願うことも含むようになりました。
一方、「病気平癒」は、あらゆる病気の治癒を願う祈願を意味します。もちろん、がんや肉腫などの悪性腫瘍も含まれます。
ですので、「がん封じ」という名称の祈願やお守りがない神社であっても、病気平癒のご利益があるとされる神社であれば、がん闘病中の方の祈願先として適していると考えてよいです。
この記事では、前橋市内で病気平癒の祈祷を受けることができ、病気平癒のお守りが授与されている前橋東照宮をご紹介します。
前橋東照宮(まえばしとうしょうぐう)
ご祭神と由緒
前橋東照宮は、前橋市大手町の前橋公園内に鎮座する神社です。正式名称は「東照宮」ですが、他の東照宮と区別するため、前橋東照宮と呼ばれています。
ご祭神は、江戸幕府を築いた徳川家康公(東照大権現)を主祭神とし、木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)、菅原道真公、長壁姫(おさかべひめ)を合祀しています。
創建は寛永元年(1624年)で、令和6年(2024年)に創建400年を迎えた歴史ある神社です。
前橋東照宮は、江戸初期の大名である松平直基公が、幕府より最初に賜った領地である越前勝山(福井県)にて創建しました。松平直基公は、徳川家康公の次男である結城秀康の五男にあたります。
松平家は「引っ越し大名」と呼ばれたほどに代々転封が相次ぎました。120年間に10回もの移封があり、その都度、東照宮も一緒に移転を続けました。江戸時代中期には姫路城より前橋城に入城しましたが、大洪水の被害を受け、松平家は一時、武州川越(埼玉県)に居住することになりました。
現在の社殿は、この川越の時期に造営されたものです。江戸時代末期に前橋城が洪水の被害より復旧し、松平家は川越よりこの前橋の地へ戻ることとなります。これに伴い、川越で築かれた社殿は一度解体され、現在の地に運ばれて明治維新を経て、明治4年(1871年)に再築されたのです。
以後、現在に至るまで前橋の安全と平和を見守り続けています。
令和の大改修で生まれ変わった新社殿
前橋東照宮社殿
前橋東照宮の最大の特徴は、令和3年(2021年)10月に完成した新しい社殿です。
創建400年の節目を迎えるにあたり、令和元年(2019年)12月より「前橋東照宮創建400年令和の大改修」と称して、社殿並びに境内の改修事業が行われました。
この改修では、川越より移築された本殿の半永久的な保存を目的とし、「遺すために新しく」をテーマに事業が進められました。それまで屋外に鎮座していた本殿ですが、本改修事業により覆い屋を掛け、屋内に本殿を納めることによって雨風から守られるようデザインされています。
外から見ると、近代的でおしゃれな黒の建物で迫力があり、まさに歴史と現代の融合を象徴するような建物です。
また、設備面でも予期せぬ大規模地震や台風などの災害に備え、万全を期するよう設計されています。冷暖房を設置して熱い夏や寒い冬でもより快適に、車椅子の方でも拝殿内でご祈祷が受けられるようバリアフリー化も図られています。
拝殿内部は高い天井で開放感のある空間になっており、歴史を感じる社殿と現代建物がマッチした、斬新ながらも美しい空間となっています。
病気平癒のご利益と祈祷
前橋東照宮の主祭神である徳川家康公の御神徳は、無事長久、開運厄除、除災招福、病気平癒など幅広いものです。
病気平癒の正式な祈祷を受けることができます。祈祷を希望される方は、社務所で申し込みができます。祭典や神社の都合によりお受けできない時間帯がありますので、予約をお勧めします。
初穂料については、社務所(電話:027-231-2031)にお問い合わせください。
授与されている、がんからの回復や治ることを祈願するお守り
前橋東照宮では、病気平癒に関する木札が授与されています。
公式サイトの「神礼と御守」のページには、「木札は祈願の内容をお伺いし、その内容を一つひとつご奉書いたします」と明記されており、病気平癒の木札を作成していただくことができます。
前橋東照宮病気平癒
木札
木札は、神棚にお祀りするタイプのお守りで、ご自宅で日々、がんが治ることや、手術や治療からの快復、病気平癒を祈願する際の心の支えとなります。
なお、お守りとしては、病気平癒御守があります。がん平癒を願うならこのお守りが適していると思います。
前橋東照宮病気平癒守り
また、「健康守」もあります。こちらは、再発や転移が起きず、健康な体でいられることを願うのに適しています。
前橋東照宮健康守
姫路城から遷座した長壁様(おさかべさま)
前橋東照宮の特徴の一つが、長壁姫(おさかべひめ)を合祀していることです。
長壁姫は、もともと姫路城の天守閣に祀られていた神様です。寛延2年(1749年)に松平朝矩が姫路藩より前橋藩へ転封した際、姫路城から長壁神社を奉遷し、前橋城の守護神とすべく城内未申の方角(裏鬼門)に建立しました。
長壁姫は、安産の信仰で有名な神様として知られています。木花咲耶姫と合わせて祀られていることから、前橋東照宮は安産祈願に訪れる方も多い神社です。
長壁姫については様々な伝承があり、姫路城のある姫山の神、あるいは水をつかさどる蛇神とする説などがあります。前橋の地でも、水害から街を守る守護神として崇敬されています。
現在、姫路城天守閣の最上階にある刑部神社は、長壁様が前橋に遷された後の跡宮であり、パワースポットとして人気があります。しかし、長壁様ご本体は前橋東照宮に鎮座しているのです。
全国初の自動車専用お祓所「車の祓殿」
前橋東照宮には、全国で初めて設けられたという自動車専用のお祓所「車の祓殿」があります。
群馬県は車社会として知られており、成人が1人1台所有しているといっても過言ではないほどです。このような群馬県の実情に合わせた画期的な取り組みで、新車の納車後など、多くの方がこの「車の祓殿」で交通安全を祈願しています。
屋根のある車専用のお祓所は全国的にも珍しく、前橋東照宮の大きな特徴となっています。
境内の見どころ
前橋東照宮の境内には、いくつかの特徴的なスポットがあります。
■はらい川
境内にある「はらい川」は、罪穢れを移した紙の人形(ひとがた)や車形(くるまがた)を流して、罪穢れを洗い流して厄祓いを祈願する場所です。厄除祈願や車のお祓いを受けた方は、この「はらい川」で罪や穢れを祓うことで厄除けができます。
■五角絵馬掛け
絵馬掛けは五角形の形にかたどられています。中央にはご祭神の一柱である菅原道真公をしのんで植樹された梅の木があり、その梅を囲むようにして絵馬掛けが配置されています。
この五角は「ゴーカク(合格)」の響きになぞらえており、学問の神様である道真公の御神徳を十二分にお受けすることができるとされています。
■厩橋護国神社
文久3年(1863年)、前橋城再築にあたり工事の安全を祈願するため、松平直克(松平家11代の藩主)が勧請した神社です。境内の奥、西側に鎮座しています。
■御手杵の槍
松平家に伝わり「天下三名槍」の一つとされた「御手杵の槍」は東京大空襲で焼失しましたが、同家17代当主松平直泰氏が2018年に私費で復元・奉納し、現在は東照宮内に展示されています。日本での刀剣ブームの火付け役となったゲームの影響で、ファンが集まる人気のスポットとなっています。
■白秋・朔太郎会見の杉
境内には「白秋・朔太郎会見の杉」という、北原白秋と萩原朔太郎が前橋東照宮を参拝した際に記念撮影をした杉もあります。
前橋公園に隣接する立地
前橋東照宮は、桜の名所として知られる前橋公園に隣接しています。公園に鎮座しているため、公園の散策と一緒に参拝することもできます。
春には桜、夏には竹あかりのライトアップなど、四季折々の景色を楽しむことができる環境です。
神前結婚式の伝統
前橋東照宮は、戦後まもなく、当時の前橋市長である石井繁丸氏の神前結婚式を執り行ったのが始まりとされ、創建より2万組を超える新郎新婦の門出をお祝いしてきました。
令和の大改修で生まれ変わった新社殿は、新たな神前結婚式場としても注目されており、荘厳な本殿の前で夫婦の契りを交わすことができます。
アクセス
住所:群馬県前橋市大手町3-13-19
最寄り駅:JR前橋駅から北西へ約2km
バス:JR前橋駅からバスで「前橋公園」下車すぐ
駐車場:あり(無料)
電話:027-231-2031
社務所受付時間:9時から17時まで
前橋東照宮は、前橋の中心街に位置し、交通の利便性が非常に高い場所にあります。
【サイト内 特設ページ】
こんにちは。17年間の活動実績を持つ、
「プロのがん治療専門アドバイザー」本村ユウジです。
がんを治すために必要なことは、たった１つです。
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→がんを治すための「たった１つの条件」とは？
がん闘病と心の支え
がんの治療は長期にわたることが多く、患者さんとそのご家族にとって精神的な負担も大きいものです。医療的な治療に専念することはもちろん大切ですが、心の安定を保つことも、治療を続けていく上で重要な要素となります。
神社への参拝は、そうした心の支えの一つとして、古来より多くの人々に受け入れられてきました。静かな境内で手を合わせ、願いを込めることで、気持ちが落ち着き、前向きになれることもあります。
訪問時の注意点
がん治療中の患者さんが参拝する場合、体調を最優先に考えてください。
特に抗がん剤治療中や放射線治療中は免疫力が低下していることがあるため、人混みを避ける時間帯を選ぶなどの配慮が必要です。体調がすぐれない場合は、無理をせず、ご家族が代わりに参拝することも検討してください。
祈祷を希望する場合は、受付時間や初穂料について事前に確認しておくとスムーズです。また、神社によっては祈祷ができない日もありますので、特に遠方から訪れる場合は事前に電話で確認することをおすすめします。
がんの治療は心の安定も大切な要素です。前橋東照宮への参拝が、患者さんやご家族の心の支えとなり、前向きに治療に取り組む力になることを願っています。
