がん治療。
何を信じれば?

不安と恐怖で苦しい。

がん治療を左右するのは
治療法より“たった1つの条件”です。

まず、それを知ってください。

たった1つの条件を知る

がん専門アドバイザー 本村ユウジ

51.がん患者さんを支える言葉と接し方

【2026年更新】がん患者さんへの接し方と支え方はどうしたらいい?家族・友人ができること、コミュニケーションについて


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がんを治すためのたった1つの条件

がんを治すために必要なことは、たった1つです。

詳しくはこちらのページで。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?


「どう接すればいいのか」と悩むご家族・友人の方へ

こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。

がんと診断された大切な人を支える中で、「何をしてあげればいいのだろう」「どう接すればいいのか分からない」と悩んでいませんか。

実は、ご家族や友人のこうした心理的な負担は、患者さんご本人と同じくらい、あるいはそれ以上に大きいことが研究で明らかになっています。

欧米で行われた複数の研究によると、家族が経験する不安や落ち込みなどの精神的なストレスは患者さんと同程度かそれ以上であること、また家族の精神的なストレスが患者さんの精神状態にも影響することが分かっています。がん患者さんの介護者の多くが眠れなくなったり疲労を感じたりしており、家族の1から4割に抑うつがみられるという報告もあります。

このような状況から、ご家族は「第二の患者」として、医療における精神的ケアの対象となっています。

この記事では、がん患者さんとどのように接し、一緒に過ごす時間を大切にするかについて、最新の医療情報と専門家の知見を基にお伝えします。

がん患者さんへの接し方の基本

「いつも通り」に接することの大切さ

がんの告知を受けた後、周囲の人の態度が急に変わってしまうことで、患者さんは孤立感を深めてしまう場合があります。

国立がん研究センター中央病院の専門家によると、「腫れ物に触るようなかかわり方をすると、患者さんやご家族を傷つけてしまう可能性がある」とのことです。大切なのは、以前と変わらないかかわり方をしつつ、必要な配慮をするという姿勢です。

病気をきっかけに特別扱いされることは、患者さんにとって家族の中での孤立感を強める場合があります。担当医に現在の身体状況で何ができて何ができないかを確認したうえで、患者さんができること、やりたいことを一緒に相談していきましょう。

これまで通りのご家族の対応が、患者さんの生きがいにつながります。

まず「聴く」ことから始める

国立がん研究センター中央病院の加藤雅志医師は、がん患者さんとの向き合い方として、「患者さんの話をじっくりとよく聞くことが大事」と強調しています。

がんを患うことで将来の見通しが立たなくなるだけでなく、できないことも増え、精神的な負担はとても大きくなります。患者さんは常に不安にさらされているため、一度結論が出た話でも、繰り返し話をすることがよくあります。

今後の見通しがつかない状況であればあるほど、このようなことは多く見られます。以前にも同じ話をしたからと突き放すのではなく、家族としてはその話にできるだけ向き合って、患者さんが自分なりに納得できるところまで一通りの話を聞くことが大切です。

患者さんは相談に対して何か結論を出してもらいたいわけではなく、不安を共有したいのです。

コミュニケーションで大切にしたいこと

以下の表は、がん患者さんとのコミュニケーションで大切なポイントをまとめたものです。

場面 望ましい対応 避けたい対応
患者さんが話をしているとき 口を挟んだり意見を言うことは控え、まずは黙って話を聞く 話の途中で遮る、すぐにアドバイスをする
病気や死に関する話題が出たとき 不自然に避けるのではなく、本当に心配なことは何か、どうしたいと思っているか率直に話し合う 話題を逸らす、明るい話に無理に変える
「つらい」という言葉が出たとき 「つらいんだね」と受け止め労わる 「頑張って」と励ます、「大丈夫」と否定する
理解しにくい言動があるとき 治療に支障をきたさない限り見守る すぐに正そうとする、批判する

ご家族が患者さんご本人の気持ちを100%理解することは不可能ですが、患者さんを理解しようという思いは伝わります。そうした家族の存在が、患者さんにとって心の支えになります。

患者さんがつらい状況にあると、ご家族に強い口調で接したり、話す内容が変化したりすることがあるかもしれません。このような時、ご家族が患者さんのことを思うがゆえにアドバイスをしたり、正しいか否かの判断をしたりしてしまいがちですが、できるだけ善し悪しの判断は避けて、「なるほど、そうだね」とか「気持ちがしんどいのね」など、患者さんの気持ちに寄り添って聞くようにしてみましょう。


「自分の判断は正しいのか?」と不安な方へ


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がん専門アドバイザー 本村ユウジ


家族ができる具体的な支援

情報収集と整理のサポート

まずは根拠ある正しい情報を得ることが大切です。主治医からの情報以外にも、科学的な根拠に基づいて、臓器別や症状別に推奨される治療方法について掲載された患者さん向けのガイドラインや、インターネットなどから情報を得ることができます。

その際に、診断を受けている病気はどのようなもので、どのような治療法があるのか、見込まれる治療や、治療によって生活にどのような影響が出やすいのかを中心に確認するとよいでしょう。

ご家族は、診察時に主治医に質問する事柄を、患者さんと一緒に整理するといったサポートがお勧めです。その際、患者さんが話すことを否定したり遮ったりしないように気を配ることも大切です。

ご家族にとっては手助けのつもりが、自分のやり方や思いの押し付けになっていないか、時折患者さんご本人に確認しながらサポートしていきましょう。

医師との橋渡し役

患者さん本人が医師に直接伝えにくいことを代弁していくことも家族の大事な役割です。患者さんは遠慮して治療に対する要望を医師に伝えられないこともあります。そうした時には家族が代わりに伝えていくことで、患者さんの負担を軽減することができます。

患者さんご本人が混乱している場合は、症状や困っていることなどを医師に伝え、治療方針や緩和ケアなど、さまざまな選択肢について詳しく聞きましょう。そして、ご本人が理解しやすいように整理して説明することも、家族の重要な役割の一つです。

無理なアドバイスは避ける

家族としては悩みを解決してあげたいがために、具体的なアドバイスをしたくなるものです。しかし、専門家ではない家族が答えを出すのは困難なことでしょう。

それよりも、医師にはできない部分、例えば不安が強くなった時にそばにいること、繰り返し出てくる患者さんの心配に付き合っていくことなど、家族にしかできないことをしていくのが良いでしょう。

なんとかして治ってほしいという思いの強さのままに、自分がよいと思うことを強く勧めたりすることが、かえってご本人の心の負担になる場合もあります。


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一緒に過ごす時間を大切にする方法

日常の中の小さな時間

闘病中は、どうしても日常が非日常になります。そんな中で患者さんが安心できるのは、「変わらない時間」だったりします。

一緒にごはんを食べる、昔話をする、静かにテレビを見るといった何気ない時間が、実は大きな支えになります。「何かしてあげなきゃ」と頑張らなくても、いつも通りのあなたでいることが一番の支えになることがあります。

共有体験を作る

「今を一緒に生きている」と感じられる体験は、あとから思い出す宝物のような記憶になります。

季節を感じる散歩、好きな音楽を一緒に聴く、簡単なお菓子作り、写真を撮る、小さな日記を書くといった何気ない出来事でも、共に感じた時間が心に残ります。

沈黙の時間も大切に

言葉を交わさない時間にも、ちゃんと意味があります。そっと隣に座っているだけ、手を握っているだけでも、深い安心感が生まれます。

ときには、沈黙こそが一番の対話になることもあります。「何かを話さなきゃ」と焦らず、空気や気配を共有することを大切にしてください。

記録を残すという選択

がん患者さんとの時間は、いつもより「かけがえのなさ」を意識させられる時間でもあります。その時間を形に残すことで、あとから思い出を振り返る助けになります。

写真や動画を撮る(許可を得て)、一緒にメッセージを書き合う、手紙を書くといった方法があります。かたちが残ると、言葉では伝えきれなかった思いが、後から届くこともあります。

家族自身のケアの重要性

「第二の患者」としての自覚

ご家族は、「本人はもっとつらいのだから」と気持ちを我慢してしまうことも少なくありません。その一方で、ご自分の日常生活も維持していく必要があります。

患者さんだけでなく家族もがんの影響を受けることから、家族は「第二の患者」として、医療における精神的ケアの対象となります。患者さんのがん治療を支えるためにも、また自身の健康を保つためにも、まずは家族が自分のストレスに気づき、自分自身をケアしていくことが大切です。

ストレスのサインに気づく

以下のような症状が数週間にわたって続くようであれば、ストレスが高い状態です。

心の症状 体の症状 行動の変化
・不安や心配が続く
・気持ちが沈む
・イライラする
・集中できない
・眠れない、または眠りすぎる
・食欲がない、または食べ過ぎる
・体がだるい
・頭痛や肩こり
・人と会いたくない
・趣味を楽しめない
・涙もろくなる
・物事に興味がわかない

不安や落ち込みが何週間も続いて、日常生活に支障をきたすようなことがあれば、早めにご家族や担当の医師に相談しましょう。

自分の時間を持つことの大切さ

誰かのために一生懸命になっていると、つい自分の感情や疲れを後回しにしがちです。でも、あなたが笑えること、心に余裕があることも、患者さんにとっては大きな安心材料になります。

ほんの少しだけ自分の趣味の時間をつくる、誰かに話を聴いてもらう、感じたことをメモに書き出すといったことを通じて、自分を満たしてこそ、相手を支えることができます。

自分の心のメンテナンスが患者さんの治療を支えると考えて、ご家族自身も積極的に心のメンテナンスを見直してみましょう。

相談できる場所を知る

がん相談支援センター

「がん相談支援センター」は、全国の「がん診療連携拠点病院」や「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されている、がんに関する相談窓口です。

がん相談支援センターでは、がんについて詳しい看護師や、生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどが相談員として対応しています。患者さんだけでなく、ご家族や、その病院に通っていない地域の方々など、どなたでも無料・匿名で利用でき、主に面談または電話で相談することができます。

診断や治療の状況にかかわらず、どんなタイミングでもがんに関するさまざまなことを相談することができます。特別に相談はなくても今の気持ちを話したい、何を相談してよいのか分からない、といったときにもご利用できます。

がん相談ホットライン

日本対がん協会では、看護師、社会福祉士、社会保険労務士など有資格者である相談員が、がんに関する不安や悩みに耳を傾け、どうすればよいのかを一緒に考えます。

がん治療や副作用、お金や仕事に関する日常生活の不安や悩みなど、幅広い相談に対応しています。誰かに気持ちを聞いてほしいときや、不安で仕方がないときにどうすればよいのかを一緒に考えてくれます。

患者会やサポートグループ

病院が開催するがん教室や家族サロンなどに、ご家族で参加してみるのも一つの方法です。

教室では病気や治療の全体像を学ぶ時間のほかに、参加者同士での茶話会が開かれることがあります。他の家族の生の声を聞いたり、経験に共感して自分の体験や思いを話したりするうちに、それぞれの家族が直接向き合えなかったことに気付きを得るようなことが起きてきます。

みんな体験しているのだと分かると、安心して自分の気持ちが話せるようになり、そのことが別のご家族の支えにつながっていきます。

相談窓口の一覧

相談窓口 対象 特徴
がん相談支援センター 患者さん・ご家族・地域の方 無料・匿名可、がん診療連携拠点病院などに設置
がん相談ホットライン
(日本対がん協会)
患者さん・ご家族 電話相談、看護師・社会福祉士などが対応
病院の精神腫瘍科・
心療内科
患者さん・ご家族 専門医によるカウンセリング、薬物療法、保険適用
患者会・家族サロン 患者さん・ご家族 同じ経験を持つ人との交流、情報交換

困難な状況でも一人で抱えない

困難な状況にあるときには、周囲の力を借りることが大切です。担当医や看護師、その他さまざまな医療者にご家族が自分のつらさや困りごとを相談しても構いません。

がんと診断されたときの気持ちを理解し合うことが大切です。多くの方が経験する心の状態の代表的なものが、「不安」と「気持ちの落ち込み」です。これは、ご本人だけではなく、ご家族も同様です。

その時々で、患者さんご本人の気持ちや希望を理解し、尊重するように努めましょう。がんになっても、家族の関係や絆が変わることはありません。あなたがいてくれることそのものが支えになります。

「うまくサポートできるか」と過度に不安にならずに、一歩一歩進んでいきましょう。さまざまな立場のご家族を支える情報や相談窓口、制度があります。困難な場面に立たされたり、悩んだりしたときに、あなたを支える人がいます。

どうぞおひとりで抱えずに周囲の人にあなたのお気持ちをご相談ください。あなたなりの関わりを大切にしていきましょう。

一緒にいられる時間の意味

がん患者さんと過ごす日々には、喜びも、不安も、涙も、たくさんの感情が混ざり合っています。それでも、「一緒にいられる時間」は、いつか必ず心の支えになります。

「何をしたか」よりも、「どう一緒にいたか」。

あなたの思いが患者さんにとって大きな力になるのです。そして、あなた自身の気持ちや体をいたわり、生活を大切にすることが、ご本人の支えにもつながります。

家族は患者さんの気持ちに無条件で共鳴し、ときには一緒に泣いてあげられる存在です。共に治療を受けていくのだという姿勢が、がんと向き合うために気持ちを切り替えるきっかけになります。

参考文献・出典情報

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本村ユウジ
本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

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経験18年以上。プロのアドバイザーによる徹底解説。

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