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がん専門アドバイザー 本村ユウジ

16.前立腺がん

前立腺がんで使われる抗アンドロゲン薬とは?|ホルモン療法

前立腺がんで使われる抗アンドロゲン薬
前立腺がんの細胞がアンドロゲン(男性ホルモン)を受けとるためには、それを受け入れる受容体が必要です。

抗アンドロゲン薬は、この受容体と結合して占拠することにより、アンドロゲンと受容体の結合を阻害して、がん細胞がアンドロゲンを受けとれないようにする働きがあります。

つまり、精巣で男性ホルモンは生成されますが、前立腺に作用する直前に阻止するというわけです。

この薬にはステロイド性と非ステロイド性の2種類があります。ステロイド性のタイプは、視床下部などの中枢にも作用してLH(黄体化ホルモン)の分泌を抑制し、テストステロンの分泌を低下させます。

よく使われるのは酢酸クロルマジノン(商品名:プロスタール)です。副作用として、男性ホルモンの低下により、乳房の膨大や性欲減退があらわれることがあります。

非ステロイド性のタイプは中枢に作用しないため、血液中のテストステロンの濃度は減少しません。そのため、性欲減退はなく、性機能を温存できるメリットがあります。

よく使われるのは、ビカルタミド(商品名:カソデックス)とフルタミド(商品名:オダイン)です。副作用として、乳房の膨大や肝機能障害があらわれることがあります。


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がんを治すためのたった1つの条件

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単独で使用すれば副作用が少ない

非ステロイド薬を単独で使用すれば、女性の更年期障害のような症状はなく、性欲も維持でき、骨粗しょう症になることもあまりないといえるでしょう。

ただし治療効果でいえば、MAB療法の半分程度しかないのが現実です。そのため、単独で使うことは少なく、LH-RHアゴニストと併用するMAB療法で使用されることが多いです。

これらの薬にはジェネリック薬も登場しています。薬の選択次第では1カ月の薬代が半額になることもあります。試したい場合には主治医と相談しましょう。

よく使用される抗アンドロゲン薬

<ステロイド性>

・酢酸クロルマジノン(商品名:プロスタール)
25mg錠×4錠/日

主な副作用は乳房の膨大、性欲減退

<非ステロイド性>

・ビカルタミド(商品名:カソデックス)
80mg錠×1錠/日

・フルタミド(商品名:オダイン)
125mg錠×3錠/日

主な副作用は乳房の膨大、肝機能障害


「自分の判断は正しいのか?」と不安な方へ


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その他の治療として、女性ホルモン薬も

LH-RHアゴニストや抗アンドロゲン薬が効かなくなったときの選択肢として、エストロゲン(女性ホルモン)薬があります。男性ホルモンと女性ホルモンは、一方が増えればもう一方は減るという関係にあります。エストロゲンを投与することで、男性ホルモンの働きを弱め、前立腺がんの進行を抑えるねらいがあります。

具体的には、エチニルエストラジオール(商品名:プロセキソール)が使用されます。ただし、女性ホルモンによって乳房の膨大があらわれるほか、血栓ができやすくなって心臓や脳の血管に障害を起こして、血栓症や心筋梗塞になるなどの症状があらわれることがあり、慎重に使用することが望まれます。長期間使用することもリスクを伴います。

以上、前立腺がんのホルモン療法についての解説でした。

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本村ユウジ
本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

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