がん専門アドバイザーの本村ユウジです。
日本には古くから、病気平癒や健康長寿を願う神社仏閣が数多く存在します。
特に「がん」という診断を受けたとき、あるいはご家族や大切な友人が闘病生活に入るとき、医療の力に頼ることはもちろんですが、神様や仏様に手を合わせ、心の支えを得たいと願うのはとても自然なことです。
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こんにちは。17年間の活動実績を持つ、
「プロのがん治療専門アドバイザー」本村ユウジです。
がんを治すために必要なことは、たった１つです。
詳しくはこちらのページでお伝えさせてください。
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姫路市で、がん平癒の祈願・病気回復のお守りがある、神社・寺院のおすすめ3選
兵庫県姫路市は、歴史ある神社やお寺が多く、病気に対する強いご利益があるとされる場所も点在しています。
今回は、姫路市内で「がん封じ」や「病気平癒」の祈願ができ、お守りを授与していただけるおすすめの施設を3つ厳選してご紹介します。
本題に入る前に、言葉の意味について少し整理しておきましょう。皆さんがよく耳にする「がん封じ」と「病気平癒」には、本来少し異なる意味合いがあります。
「がん封じ」とは、文字通り「がんを封じ込める」という意味です。基本的には「がんにならないこと（予防）」を祈願するものです。しかし、現代においては、手術後の再発防止や転移を防ぐという意味を込めて、すでにり患された方が祈願されるケースも増えています。
一方で、現在治療中の方が、その病気が治ることを願う場合は「病気平癒（びょうきへいゆ）」や「がん平癒」という言葉を使います。平癒とは、病気が治って元の健康な状態に戻ることを指します。
神社やお寺によっては、これらを厳密に分けず、広い意味で患者さんを受け入れているところもあります。大切なのは、言葉の定義にとらわれすぎず、ご自身やご家族が「ここで祈りたい」と思える場所を見つけることです。
1. 修生会（しゅうせいかい）【がん封じ・難病平癒の専門道場】
最初にご紹介するのは、姫路市白浜町にある「修生会（しゅうせいかい）」です。こちらは一般的な観光地化された神社とは異なり、病気平癒、特に「がん」や難病に悩む人々のための祈願に特化した、知る人ぞ知る存在です。
「がん封じ」と「がん平癒」に特化した祈り
修生会は、宗教法人として活動しており、古くから病気の回復を願う多くの人々を受け入れてきました。ここの最大の特徴は、明確に「がん」という病名に対する祈祷やお守りの授与を行っている点です。
多くの神社では「病気平癒」という大きなくくりで祈願を行いますが、修生会では「がん封じ」や「がん平癒」といった具体的な目的に合わせた対応をしてくれます。これは、がんという病気に特有の不安、例えば再発への恐怖や、抗がん剤治療の副作用への懸念などを抱える患者さんやご家族にとって、非常に心強いポイントです。
がん平癒祈願
境内は静寂に包まれており、観光客の喧騒はありません。真剣に病気と向き合い、神様にすがりたいと願う方々が、静かに祈りを捧げるための場所という趣があります。そのため、落ち着いた環境で心を整えたいと考えている方には最適です。
専用のお守りと丁寧なご祈祷
修生会で授与されるお守りは、がん封じや病気平癒に特化したものです。お守り袋にはその願いが込められており、肌身離さず持ち歩くことで、常に神様のご加護を感じることができます。
修生会がん封じお守り
遠方に住んでいる方や、入院中で直接参拝できない方のために、郵送での授与や代理祈祷も受け付けています。
ご祈祷においては、一人ひとりの病状や事情に合わせて祝詞を奏上してくれます。手術の成功、治療の効果促進、副作用の軽減など、具体的かつ切実な願いを神様に届けてくれるため、多くの参拝者から信頼を寄せられています。
神職の方も、病に苦しむ人の気持ちをよく理解されており、親身になって相談に乗ってくれるという声も聞かれます。
アクセスは、山陽電鉄「白浜の宮駅」から徒歩圏内ですが、住宅街の中にあるため、初めて訪れる際は地図を確認するか、タクシーを利用するとスムーズです。駐車場も完備されていますので、自家用車での参拝も可能です。
| 名称 | 宗教法人 修生会 |
| 住所 | 兵庫県姫路市白浜町甲2379 |
| 主なご利益 | がん封じ、がん平癒、病気平癒 |
| 特徴 | がん・難病に特化した祈願とお守り |
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2. 廣峯神社（ひろみねじんじゃ）【歴史ある病気平癒の総本宮】
次にご紹介するのは、姫路市街を一望できる広峰山の山頂に鎮座する「廣峯神社（ひろみねじんじゃ）」です。国指定重要文化財の本殿を有する由緒ある神社であり、関西でも屈指のパワースポットとして知られています。
疫病退散の神「牛頭天王」の強大な力
廣峯神社の主祭神は素戔嗚尊（すさのおのみこと）ですが、かつて神仏習合の時代には「牛頭天王（ごずてんのう）」として信仰されていました。牛頭天王は、疫病や災厄を司る神様であり、その強大な力をもって逆に疫病を鎮め、退散させるご利益があるとされています。
実は、京都の有名な八坂神社（祇園社）も牛頭天王を祀っていますが、この廣峯神社こそが牛頭天王信仰の「元宮（もとみや）」であるという説があります。つまり、病気を治す神様としての歴史と格式は非常に深く、古来より多くの人々が病気平癒を願ってこの山を登ってきました。
がんという現代の難病に対しても、その強力な「祓う力」にあやかりたいと願う参拝者が後を絶ちません。山頂という立地も相まって、境内には清浄で凛とした空気が流れています。
薬師如来と「九星詣り」で病気回復を願う
廣峯神社の境内には、神仏習合の名残を色濃く残す「薬師堂」があり、医薬の仏様である「薬師如来」が祀られています。神社に参拝しながら、同時にお寺の仏様である薬師如来のご加護もいただけるというのは、病気平癒を願う上で非常にありがたい環境です。
こちらで授与されているお守りには「病気平癒お守り」「薬壺健康お守り」があります。
廣峯神社病気平癒守
廣峯神社薬壺健康守
また、「魔除け」「災厄除け」のお守りも有名です。
さらに、廣峯神社独自の祈願法として「九星詣り（きゅうせいまいり）」があります。これは、自分の生まれ年の星（本命星）の守護神に願いを届けるというものです。
専用の祈願札に願い事を書き、本殿裏にある九つの穴（九星の穴）のうち、自分の星の穴に投げ入れて祈願します。運気を好転させ、病気の回復を願うアクションとして、多くの参拝者が行っています。
アクセスについては、山頂にあるため車での移動が基本となります。JR姫路駅からタクシーで約25分程度です。バスもありますが、バス停から神社まで坂道を登る必要があるため、体力に不安のある患者さんはタクシーや自家用車の利用をおすすめします。駐車場は神社のすぐ近くに整備されています。
| 名称 | 廣峯神社 |
| 住所 | 兵庫県姫路市広嶺山52 |
| 主なご利益 | 病気平癒、厄除け、災難除去 |
| 特徴 | 牛頭天王の総本宮、九星詣り |
3. 播磨国総社 射楯兵主神社（はりまのくにそうしゃ いたてひょうずじんじゃ）【地域の守り神と癒やしの力】
最後にご紹介するのは、姫路城の近く、街の中心部に鎮座する「播磨国総社 射楯兵主神社（はりまのくにそうしゃ いたてひょうずじんじゃ）」です。地元では親しみを込めて「総社（そうしゃ）さん」と呼ばれ、初詣や節目の祈願には欠かせない存在です。
「医薬の神」と「負け知らず」の力
「総社」とは、その地域（旧播磨国）にあるすべての神社の神様を合わせ祀った神社のことで、ここを一か所お参りするだけで、播磨国中の神々にお参りしたのと同じ広大なご利益があるとされています。
ご祭神の一柱である「兵主大神（ひょうずのおおかみ）」は、大国主神（オオクニヌシノミコト）の別名とされ、国造りと共に「医薬の神様」としても知られています。因幡の白兎を助けた伝説にもあるように、傷ついた体や病を癒やす力を持つ神様であり、病気平癒を願うには非常に心強い存在です。
また、こちらの神社は、稀代の軍師・黒田官兵衛がこよなく信仰したことでも有名です。官兵衛が戦の前に7日間祈願し、生涯一度も負けることがなかったという逸話から、困難や病気に「打ち勝つ」強力なパワーをいただける場所としても知られています。
病に勝つ「勝守」と「撫でミミズク」
播磨国総社で、闘病中の方に特におすすめしたいのが**「勝守（かちまもり）」**です。本来は勝負事に勝つためのお守りですが、黒田官兵衛の「負け知らず」の由緒にあやかり、「病魔に勝つ」「手術に勝つ」「己の弱さに勝つ」という強い意志を込めて授かる方が多くいらっしゃいます。
射楯兵主神社お守り
力強い「勝」の一文字が、不安な心に勇気を与えてくれるでしょう。
また、人々の幸せを願う総合的なお守り**「しあわせさん守」**も有名です。こちらは健康長寿や無病息災の願いも含まれており、穏やかな日々を願う方や、ご家族へのお土産としても喜ばれています。
境内には「撫でミミズク」というブロンズ像があります。
ミミズクは総社の神使（神様の使い）であり、知恵の象徴とされています。この像を撫でることで吉兆（よいこと）を招くとされており、体の不調な部分と同じ場所を撫でて回復を願う参拝者の姿も見られます。参拝の際は、ぜひご自身の手で触れて、そのパワーを感じてみてください。
アクセスの良さとバリアフリー
播磨国総社の大きな魅力は、そのアクセスの良さと参拝のしやすさです。JR姫路駅や山陽姫路駅から徒歩約15分、バスを利用すれば「郵便局前」バス停からすぐの場所にあります。
境内は平地にあり、急な階段や坂道がほとんどありません。総社御門から拝殿までフラットに移動できるため、足腰に不安がある患者さんや、車椅子を利用されている方でも安心して参拝できます。街中にありながら、境内は静かで厳かな空気に包まれており、ベンチで休憩しながらゆっくりと心を整えることができます。
| 名称 | 播磨国総社 射楯兵主神社 |
| 住所 | 兵庫県姫路市総社本町190 |
| 主なご利益 | 病気平癒、必勝祈願、家内安全、厄除け |
| 特徴 | 医薬の神・兵主大神、勝守（病気に勝つ）、撫でミミズク |
【サイト内 特設ページ】
こんにちは。17年間の活動実績を持つ、
「プロのがん治療専門アドバイザー」本村ユウジです。
がんを治すために必要なことは、たった１つです。
詳しくはこちらのページでお伝えさせてください。
→がんを治すための「たった１つの条件」とは？
代理参拝とお守りの持ち方について
ご本人が治療中や入院中で、直接神社へ足を運ぶのが難しい場合も多いかと思います。そのような時は、ご家族や友人が代わりに参拝する「代理参拝」でも、神様への願いは十分に届くとされています。
代理で参拝される際は、まずご自身の名前と住所を伝え、その後に「誰の病気平癒を願って参ったのか」を明確に心の中で、あるいは小声で唱えます。患者さんの名前、住所、そして具体的な願い（手術の成功や痛みの緩和など）を伝えてください。
授与していただいたお守りは、患者さんの枕元や、普段使っているカバンの中など、身近な場所に置いておくのが良いでしょう。
お守りは神様の分身ですので、粗末に扱わず、感謝の気持ちを持って接することが大切です。可能であれば、ご本人が直接手に取り、その質感や重みを感じることで、守られているという安心感を得ることができます。
また、複数のお守りを持つことについて気にされる方もいらっしゃいますが、神様同士が喧嘩をするということはありません。
多くの方からの応援が力になるように、多くの神仏に見守られることは大きな心の支えになります。ただし、あまりに多すぎて管理がおろそかにならないよう、大切にできる範囲で授与いただくのが良いでしょう。
心の持ち方と祈りの力
神社やお寺で祈るという行為は、単なる神頼み以上の意味を持っています。静かな空間で手を合わせ、自身の内面と向き合う時間は、不安や恐怖で乱れがちな心を落ち着かせ、自律神経を整える効果も期待できます。
「必ず良くなる」「治療を頑張る」という前向きな意思を神様の前で誓う（宣言する）ことは、免疫力を高める上でもプラスに働くと考えられます。
今回ご紹介した姫路市の3つの施設は、それぞれ異なる特徴を持っていますが、いずれも病気平癒を願う人々を温かく受け入れてくれる場所です。ご自身やご家族の状況に合わせて、最も心が惹かれる場所を選んでみてください。
