食道がんにおける浸潤(しんじゅん)とは 食道がんのがん細胞は、食道の内側を覆う粘膜の表面に最初に発生します。 発生した直後のがん細胞は粘膜の表層にとどまっていますが、時間の経過とともに、食道の壁の深い層へと食い込んでいきます。この過程で、がん細胞は周囲の正常な組織を破壊しながら増殖を続けます。このように、がん細胞が周囲の組織に食い込んでいくことを「浸潤(しんじゅん)」と呼びます。 浸潤は食道がんの進行度を判断する重要な指標となります。浸潤の深さによって治療方針や予後が変わってくるため、診断時に浸潤度を正確 ...