転移のない腎臓がんの治療の基本は手術になります。医療機関が手術をするとき、がん細胞をすべて切除することを目的とするので、以前は「根治的腎摘除」といって、腎臓を周囲の脂肪を含めてすべて切除してしまうのが標準治療でした。 ところが、今は4センチ以下のがんの場合は、がん部分と周囲の正常部分を少し含めて切除する「部分切除」が主体となっています。 それは、がんが4センチ以下であれば腎臓を全摘しても部分切除をしても再発率に変わりのないことが統計的に裏付けられたからです。また、今ではがんが4センチを超えていても、部分切 ...