がん治療における「化学療法」とは、抗がん剤を使う治療のことです。抗がん剤が血液に乗って全身をめぐり、がん細胞を殺すことを目的とした「全身的治療法」です。投与方法は静脈への注射や点滴あるいは内服です。 肺がんで化学療法が使われる場合 化学療法が選択される主な適応例は、つぎのとおりです。 1.非小細胞肺がんの場合 ステージIB~Ⅱ期では手術との併用、Ⅲ期では放射線療法との併用、Ⅳ期では化学療法単独で使われます。しかし、非小細胞がんでは抗がん剤が効きにくく、それのみで大きな効果を期待するのはむずかしいとされてい ...