乳がんには、抗がん剤、ホルモン剤、分子標的薬などといったいくつかの種類の薬が使われます。これらの薬による治療は、治療薬の効果や再発の危険性を予測したうえで、患者さんの全身の状態や閉経前か後か等を考慮して決定します。 乳がん化学療法の目的 乳がんは他のがんと比べて比較的よく薬が効くがんとして知られており、さまざまな種類の薬が数多く開発されています。どんな薬をどう使うかは治療の目的によります。大きく分けると次の3つの場面に応じて目的があります。 ①手術前にしこりを小さくするため(術前化学療法) ②術後にからだ ...