「病気を治してほしいので、治療をお願いします」(患者)。「わかりました」(医師)、という信頼をもとに患者と医療機関との間では契約関係が成り立っているといえます。 すべての医療はこの基本的な医療契約のもとによって行われるのです。 契約を結ぶと、患者には受けた医療行為に対して、対価(主に金銭)を支払う義務がうまれ、いっぽう医療機関には誠実に医療行為を行う義務がうまれます。 ここでのポイントは、医療機関にあるのは「誠実に医療行為を行う」義務であり、必ず病気を治すという結果に義務・責任があるのではありません。病院 ...