がんのバイオマーカーとは何か 現在、がん治療において今後の経過を予測する方法は、主にがんの進行度(病期・ステージ)です。 ステージ1だと再発率がどれくらい、ステージ4だとどれくらいといった指標が用いられています。 このようなステージ分類によるがんの進行度は、おおむね予後を反映します。しかし、患者さん個々の例を見ると、必ずしもそれにあてはまらない例も少なくありません。 たとえば乳がん患者さんでステージ1の早期がんであっても再発する人もいれば、ステージ4期あるいは再発した後も長期間生き延びる人もいます。前者は ...