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09.子宮体がん

子宮体がんの手術内容と所要時間

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がん治療専門のアドバイザー、本村です。

当記事では子宮体がんの手術内容と所要時間について解説します。

子宮体がんの手術の意味

子宮体がんで「標準的な手術」といえば、子宮だけでなくその周辺の器官も切除する「子宮全摘+両側卵巣・卵管切除+骨盤リンパ節郭清」になります。

子宮体がんではステージⅠ期からⅢ期まで手術をすることが優先されます。子宮頸がんでは、手術でも放射線治療でも治療効果はほとんど同じなので手術を選ぶべきか、放射線治療を選ぶべきか選択することになりますが、子宮体がんは日本でも欧米でも手術が第一優先とされています。

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子宮体がんの標準手術の詳細

子宮を「拡大単純子宮全摘術」もしくは「準広汎子宮全摘術」で切除し、両側の卵巣・卵管を切除し、さらに骨盤リンパ節郭清術を加えるのが標準手術です。

子宮体がんの手術

子宮体がんの手術

子宮体がんは卵管を通過して卵巣に転移したり、子宮と直腸の間に転移を起こしたりします。そこで、両側の卵巣・卵管は摘出する必要があると考えられているのです。同様の理由で子宮と直腸の間にある腹膜も切除します。

子宮体がんが子宮筋層内に浸入すると、リンパ管内に浸入し、リンパ流に乗って骨盤リンパ節に転移するリスクが高まります。転移頻度は、子宮筋層の2分の1以内の浸潤(新分類のⅠA期)では9%くらいですが、ハイリスクの組織型でない場合(G1)は5~6%です。子宮筋層の2分の1を超える浸潤(新分類のⅠB期)では15%以上です。

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大動脈リンパ節郭清(かくせい。切除すること)

骨盤リンパ節に転移があると、その約半分が骨盤リンパ節のすぐ上流にある「傍大動脈(ぼうだいどうみゃく)リンパ節」に転移します。

つまり子宮筋層の半分以上に体がんが侵入していれば(ⅠB期)、リンパ節転移は15%以上なので、傍大動脈リンパ節転移も8%くらい起きる可能性があるということです。

子宮体がんの病巣が大きく、子宮筋層内の2分の1以上に浸潤があったり、卵巣に転移していたり、骨盤リンパ節転移が陽性であったりする場合は、傍大動脈リンパ節を郭清する手術が提案されます。

子宮体がんのステージ分類は、子宮頸がんの術前分類とは異なり、手術後の病理診断を加味して決定される術後分類です。例えば、卵巣に転移があればステージⅢA期になり、骨盤や傍大動脈周囲のリンパ節に転移があればステージⅢC期になります。

大綱(たいもう)切除

大網は胃と結腸に付着し、袋状になって骨盤内に垂れ下がっている膜のような器官です。この器官の役割についてはよくわかっていませんが、小腸などが前腹壁の腹膜に癒着しないよう保護しているという説もあります。役割不明ですが、この大綱には子宮体がんや卵巣がんがよく転移したりします。

子宮体がんの場合、大綱に転移するとステージⅣ期となります。子宮体がんの場合、もし、その組織型がハイリスクである場合は、大綱切除を行いますが、子宮内膜(腺)がんG1、G2であれば大綱切除は行いません。なお、一般的に大綱切除の後遺症はありません。

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子宮体がん手術の所要時間とは

子宮摘出のみだと平均するとおよそ120分といわれています。骨盤リンパ節郭清を加えると120分追加され、傍大動脈リンパ節郭清を加えるとさらに120分が追加されます。

そのため、傍大動脈リンパ節郭清まで行う子宮体がん手術は360分(6時間)が標準所用時間ということになり、出血量も増加します。そこで、最近は、術前の画像診断で、病巣の大きさや浸潤の深さ、リンパ節腫大の有無などを評価して、傍大動脈リンパ節郭清を実施するかどうかを事前に決めるようにしています。

以上、子宮体がんの手術についての解説でした。

 さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

「病院で治療をしても、治る保証はない」と気づいた人は、他の手段を探し始めます。

それが【混乱の日々】の始まりになります。

自分の選択に自信が持てず「これでホントに合ってるの?」という不安と恐怖。そんな毎日が続くのです。

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「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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