02.がんについて

がんの緩和ケアを受けるための病院の選び方と有名な緩和ケア病院

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がんの緩和ケアを受けるための病院の選び方

一口に緩和ケアといっても、それを提供する場はさまざまです。

緩和ケア専用の病棟がある病院もあれば、外来を行っていなかったり、緩和ケアチームはあっても専門病棟はないところもあります。

施設を選ぶときは、長期間滞在する従来型のホスピスがいいのか、外来で早期から緩和ケアを受けたいのか、できるだけ在宅で過ごし最終的には入院したいのか、など、患者自身の希望に合うところを選ぶことが大切です。

在宅を望むなら、担当してくれる開業医や医療機関との連携が必要でしょう。

施設や医師に関する情報は、各地域のがん診療拠点病院の支援相談室などで得られます。希望が明確に定まっていない場合は相談に応じ、適切な施設や方策を示してくれます。

がんの緩和ケアを受ける病院を選ぶときの注意点

緩和ケア科での治療は症状の緩和が中心ですが、なかにはがんに対する治療も行いたいという人もいます。

こうした治療、とくに化学療法については、施設によって見解が分かれます。

抗がん剤はまったく使わないという病院もあれば、少量なら使うところなどさまざまです。

また一部のホルモン療法では、患者が希望し効果も見込めるようであれば、緩和ケア病棟にて薬を続ける場合もあります。

骨転移時の骨折などに対して行われる経皮的椎体形成術なども、適応があれば担当医に紹介します。

緩和ケア科の受診にあたっては事前相談が必要だったり、病棟を見学できる施設が多いので、受けたい治療があればその際に相談・確認しましょう。

地域差が大きい在宅でのがんの緩和ケア体制

緩和ケアを受ける患者さんの約60%が在宅を希望しそのうち10~20%が最期まで過ごすことを望んでいますが、現実的には介護力不足であきらめるケースが多々あります。

患者さんにとって自宅は慣れた環境で落ち着いて療養でき、家族との時間も持てる一方、家族の負担の増加、急変時の対応などが問題です。

これは、ヘルパーや訪問看護を頼めば解決するという問題ではありません。

在宅医も増えてきてはいますが、在宅緩和ケアの普及状況は、地域によってかなり差があります。

体制の整った地域は非常に少なく、多くの地域では、熱意を持って取り組んでいる一部の医師に頼るところが大きいのが現状です。

緩和ケア病棟の多くは予定入院の患者がほとんどで、緊急入院は基本的に受け付けないなど、受け入れ側の問題もあります。

重症になったときの受け入れ先が確保されなければ患者は安心して家に帰れず、開業医も引き受けをためらいます。

在宅医や訪問看護のスタッフは、元々緩和ケアの専門家ではないので、悩んだときに相談できる窓口も必要です。

仙台医療センター 総合診療科|緩和ケアの有名病院

仙台医療センター 総合診療科

・住所

宮城県仙台市宮城野区宮城2-8-8

・治療の方針と詳細

がんやAIDSにかかり、つらい症状が出現した時に、症状をやわらげ、患者本人と家族ができるだけその人らしい生活を送れるようサポートする緩和ケアチームを、医長がリードする。

いわゆるホスピスではなく、快方に向けて治療中か終末期かにかかわらず、痛みなどで困っている入院患者を主な対象としている。

緩和ケアチームは言わば患者と家族、スタッフのサポーターで、依頼元の主治医が治療を行う際、病気や治療に伴う苦痛に対応する。

痛み、吐き気、息苦しさなどの身体的苦痛、不安などの精神的苦痛、経済的な問題や仕事・家族のことなどの社会的苦痛、生きる意昧など人としての苦痛に対し、医師や専門の看護師が、薬剤師、理学療法士、栄養管理士、臨床心理士、医療相談員などと連携して最善策を提案する。

癌研有明病院|緩和ケアの有名病院

癌研有明病院

・住所

東京都江東区有明3-10-6

・治療の方針と詳細

「がん緩和医療内科医」として、がん患者の4つの苦痛(身体的・精神的・社会的・スピリチュアル)の治療を緩和ケア外来、緩和ケア病棟、緩和ケアチームで早期から行い、診療数は国内トップ、その成果は「がん対策基本法」制定へと結び付いた。

また、東京都がん診療連携拠点病院として教育担当施設に指定され、緩和医療の教育・普及を担っている。

「がんと共生・天寿がんへ」をスローガンに、2大重点課題である「難治性がん性疼痛」と「がん悪液質」に対して最先端医療の導入と集学的アプローチによる産学協同の臨床研究を開始した。

聖路加国際病院|緩和ケアの有名病院

聖路加国際病院

・住所

東京都中央区明石町9-1

・治療の方針と詳細

初期段階からがんの治療と痛みの治療が並行して行われる「パラレルケア」の提唱病院。病棟・チーム・外来の3つの手法で、早期から幅広く、積極的なアプローチを試みる。

専門家による質の高い疼痛治療に加え、精神面への配慮も万全で、各専門家と連携して、「必要なときに、必要とする人に、求められる人材」への橋渡しをし、あらゆる面から患者・家族を支援している。

病棟は、積極的に症状緩和に取り組み、症状が落ち着いたら家に帰ることを目標とする。チームは、各診療科で治療中の患者の苦痛を緩和し、緩和ケアの浸透に一役買う。

さらに、同院の緩和ケア外来は、他院の患者にも門戸を開いている。

「医師、がん看護専門看護師を含む看護師、病棟薬剤師。これだけの人材がそろってはじめて、病棟を診ながら、チームで他科の病棟を回り、外来や在宅の患者・家族のケアが可能になる」と、他に類を見ない診療体制を誇る。

要町病院|緩和ケアの有名病院

要町病院

・住所

東京都豊島区要町1-11-13

・治療の方針と詳細

大学病院やがん専門病院と地域(医療)を結ぶ中間施設として、緩和病棟への入院待ちの患者や在宅希望患者などを幅広く受け入れている。

治療は的確に症状を緩和することが目標。

鎮痛薬などでの対処をはじめ、腹水を抜いて濾過濃縮処理しタンパク成分を点滴で戻す腹水濃縮還流(CART)や、痛みに対する低出力レーザー治療なども行なう。

希望があれば代替療法も取り入れる。

患者の「尊厳生」を尊重し、在宅緩和ケアを「家で看取るためのものではなく、家族と楽しく生きるために行なうもの」とみなす。

本人や家族の苦痛、不安が強くなった場合は随時入院させるなど柔軟に対応している。

みなと医療生活協同組合協立総合病院|緩和ケアの有名病院

みなと医療生活協同組合協立総合病院

・住所

愛知県名古屋市熱田区五番町4-33

・治療の方針と詳細

情報を共有し、患者とともによりよい医療を作り上げていくことを目指し、1994年から配布型のカルテ開示に取り組んできた。

その結果、患者が自分自身の病状を理解できるようになり、同院は終末期のがん患者に対するケアの重要性に着目。

2001年に緩和ケア病棟を設け、患者やその家族の日常生活の援助を行っている。

同病棟は一人ひとりの人間性を尊重し、その人らしく生をまっとうできるよう痛みや不快な症状を和らげる治療を目指す。

医療生活協同組合の病院である同院には、情報交換の場や、悩みを話し合い励ましあえる場、そして病気について正しい知識を学習できる場として、さまざまな患者会がある。

藤田医科大学病院|緩和ケアの有名病院

藤田医科大学病院

・住所

愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98

・治療の方針と詳細

主に院内各科主治医がオピオイド(麻薬)などの薬物療法で疼痛緩和が困難となり、特殊な神経ブロックを選択する症例、薬物療法と神経ブロックを併用した方がよい症例を治療。

脊髄の入っているくも膜下腔やその外側の硬膜外腔に細いカテーテルを入れ、局所麻酔薬や麻薬を持続注入して痛みを抑える持続くも膜下ブロック、硬膜外ブロックのほかに上腹部内臓のがん性疼痛に対する腹腔神経叢ブロック、下腹部内蔵のがん性疼痛に対する上下腹神経叢ブロックや下腸間膜神経叢ブロック、など多くの神経ブロックを有する。

このため、他院からの紹介患者の治療にあたることもある。

淀川キリスト教病院|緩和ケアの有名病院

淀川キリスト教病院

・住所

大阪府大阪市東淀川区淡路2-9-26

・治療の方針と詳細

痛みに苦しんで来院する患者に対し、長年の経験から入院後1~2週間以内の早期に痛みを緩和し、在宅療養に繋げるという治療も行っており、いわば急性期緩和ケア病棟の役割も果たしている。

在院回数は平均19日で、年間270人程度を看取る。

ホスピスケア(緩和ケア)の外来通院患者は約30人。

同科は、1984年、日本で2番目に誕生した草分け。歴史ある同科は、終末期だけでなく、がん治療初期から痛みがあれば疼痛緩和ケアを同院内の患者に対して行う。

がんの緩和ケアには、疼痛緩和などの症状コントロールに加えて、患者や家族の不安を軽減する精神的支援も含まれる。

また、同科は他院への教育的役割も果たしており、全国から医療者が研修や見学に集まる。

六甲病院|緩和ケアの有名病院

六甲病院

・住所

兵庫県神戸市灘区土山町5-1

・治療の方針と詳細

患者の体の状態や生活状況などの個別性を重んじて丁寧な治療と看護を行う緩和ケアを、医療の原点そのものの全人的ケアと捉えている。

同科のオープンな雰囲気とチームワークの良さで患者家族をしっかり支える。

緩和ケアでは、進行がんを患った患者が診療の対象ではあるが、的確に病態を診断し治療すれば、その日のうちに症状が好転することも多く、患者と喜びを分かち合える。

同部長は、緩和ケアを医学の限界で患者を支えるチャレンジングな医療と捉える。

同院のスタッフはまず自分たちが無理をせず素直に感情の交流が行えるよう心がけており、その気楽さが患者の心もオープンにすることを知っている。

緩和ケアフロアは、明るくアットホームでその雰囲気も居心地のよさにつながっている。現在、同科への入院は2か月以上待ちのケースもあり、早めの入院相談を勧めている。

なお、緩和ケア病棟入院中には、原則として抗がん剤治療は行っていない。

広島県緩和ケア支援センター|緩和ケアの有名病院

広島県緩和ケア支援センター

・住所

広島県広島市南区宇品神田1-5-54

・治療の方針と詳細

緩和ケア科では20床の緩和ケア病棟の運用だけでなく、地域のかかりつけ医などから緩和ケアに関する相談を受けるための緩和ケア外来を開設している。

また県立広島病院一般病棟に入院している患者や、外来通院中の患者に対して緩和ケアサービスを提供する緩和ケアチーム診療も年間約100人余りに実施している。

もうひとつの機能として、広島県内全域の緩和ケアの推進を図るために緩和ケア支援室を運用している。

にのさかクリニック|緩和ケアの有名病院

にのさかクリニック

・住所

福岡県福岡市早良区野芥4-19-34

・治療の方針と詳細

地域のかかりつけ医としての外来患者の診察と同時に手がけているのが在宅ケア、在宅ホスピス。

末期がん患者の約9割は病院で死を迎えているが、院長は在宅緩和ケアの技術の向上と普及に努め、心のケアを大切にして、家庭で終末期を迎えることの意義を唱えている。

一般病棟から在宅に移動するためには訪問看護師やヘルパ一、地域や後方病院との連携が重要であるため、本人、家族と十分に話し合い、在宅ケアの不安を取り除く。

最近では在宅で使用できる医療機器の開発が進み、酸素供給装置や経管栄養などの栄養補給も安全に利用できる。

これらの在宅設備は本人、家族の希望を尊重しながら整える。

ケアは一人ひとりの病状に応じて対応。鎮痛剤(モルヒネなどの医療用麻薬も含めて)を副作用を考慮しながら使用し、痛みやその他の症状をコントロールする。

ケアは患者だけでなく、家族に対しても精神的な負担をかけないように注意。

患者が死を迎えたあとも家族の心のケアを続け、遺族のための「グリーフケアの会」を毎月開き、遺族との接点を保ち続けている。

福岡では数少ない在宅ホスピス医として、患者や家族と良好な関係を築き上げる意欲的な姿勢は、医療関係者の間でも評価が高い。

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がんに関する情報は、世の中に溢れています。

そのなかで、外してはいけない重要なポイントは1つだけです。

詳しくはこちらのページで。

⇒がんを治すための「たった1つの条件」とは?.

 

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、治ったみたいです。おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、もう10年以上も患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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