16.前立腺がん

前立腺がんの治療法「HIFU(高密度焦点式超音波療法)」とは

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HIFU(ハイフ―。高密度焦点式超音波療法)は強力な超音波を使って、65度以上の高熱をピンポイントで発生させ、前立腺がんを凝固壊死させる治療です。

具体的には治療を受ける患者に腰椎麻酔をし、肛門から直腸にHIFU用の超音波プローブ(端子)を挿入し、術者はモニターで超音波画像を見ながら、同じプローブでHIFU治療を行います。

このHIFUは誰もが理科の実験で行った、太陽光線を虫メガネに通して黒い紙の上に焦点を当てるしくみとほぼ同じです。超音波の焦点領域はピンポイントで、その小さな焦点領域をコンピュータコントロールにより、少しずつ重ねるように移動させることで、目的とするがん部分のみを焼灼します。

ただし、ずっと超音波を照射し続けていると熱くなりすぎるので、3秒照射、3秒休むという形でクールダウンしながら行われます。治療時間は平均70分で術後3~4時間後には水分の摂取や歩行が許されます。

この治療の利点は短時間で行える、患者の体に負担の少ない治療という点です。ただし、合併症として尿道狭窄、尿道直腸瘻、ED(エレクタイル・ディスファンクション=勃起障害)などがあります。

なお現在、HIFUの適応条件は以下の4点をクリアする必要があります。

①がんの進行度がステージ(病期)T1~T2で他に転移がない。
②治療前の最も高いPSA値が20ng/mlまで。
③前立腺の大きさが40グラム以下。
④前立腺の中に1センチ以上の大きな結石がない。

HIFUは日本ではまだ健康保険の適用がなく、臨床研究中の治療です。

以上、前立腺がんのHIFUについての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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本村ユウジ

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