25.抗がん剤・分子標的薬

ラムシルマブ(サイラムザ)の主な副作用と特徴、効果について

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ラムシルマブ(サイラムザ)の主な副作用と特徴

・一般名:ラムシルマブ
・商品名:サイラムザ
・投与経路:点滴静注
・血管外漏出による皮膚障害のリスク:なし
・催吐リスク:最小

<特徴>

作用機序:VEGFR-2(血管内皮増殖因子受容体2)へのVEGFリガンドの結合を阻害することでVEGFR-2の活性化を阻害し、内皮細胞の増殖、遊走および生存を阻害して腫瘍血管新生を阻害することで、がん細胞の増殖を抑える。
代謝経路:低分子ペプチドやアミノ酸に分解された後、再利用される。

<使われるがんの種類>

治癒切除不能な進行・再発の胃がん:単剤もしくはパクリタキセルとの併用

・使用時の注意点は?

投与方法:点滴静注のみ
投与量・投与スケジュール:1回8mg/kg(体重)を2週間に1回投与
投与速度:25mg/分を超えないようにして、およそ60分かけて投与
投与器材の留意点:投与時にインラインフィルター(0.2または0.22μm)を使用。投与後は使用したラインを生理食塩液でフラッシュし、他の薬剤と同じルートを使用しない。
前投薬:インフュージョンリアクション軽減のため、抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン等)の前投与を考慮する。

・重大な副作用

インフュージョンリアクション
消化管穿孔
重篤な動脈血栓塞栓症(心筋梗塞・脳血管障害など)
静脈血栓塞栓症(肺塞栓症など)
出血(特に消化管出血)

がん治療で”絶対に”やってはいけないことは?

そう、がんと闘うときには「絶対にやってはいけないこと」があります。 2008年からサポート活動をしている私は、これまで3,000人以上のがん患者さんやご家族と接 ...

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・その他注意が必要な副作用

高血圧
好中球減少症
下痢
疲労

・投与に関するポイント

VEGFR2は、VEGF誘導性血管新生において重要な働きを示す。サイラムザは、VEGFR-2に対する遺伝子組換えヒト免疫グロブリンG1のヒト型モノクローナル抗体。

科学的な特徴:遮光・冷所(2~8℃)保存、pH5.7~6.3、泡立ちやすい。10%以上の体重変動を認めたとき、投与量の補正の検討。胸水や腹水を除去し、除去したときの体重を測定していた場合はそれを使用する。

・・・

以上、ラムシルマブ(サイラムザ)の情報でした。

がんと闘うには、行われる治療の情報(目的や効果)を具体的に理解しておくことが大切です。

何をすべきか、正しい判断をするためには正しい知識が必要です。患者として、家族として必要な知識はこちらのガイドブックにまとめました。

がん治療で「絶対に」やってはいけないことは?

興味がある方は読んでみてくださいね。

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