25.抗がん剤・分子標的薬

セツキシマブ(セツキシマブ)の主な副作用と特徴、効果について

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セツキシマブ(アービタックス)の主な副作用と特徴

・一般名:セツキシマブ
・商品名:アービタックス
・投与経路:点滴静注
・血管外漏出による皮膚障害のリスク:低
・催吐リスク:最小

<特徴>

作用機序:細胞表面に存在するEGFR(上皮成長因子受容体)に結合して腫瘍増殖を抑制する。
※ヒト/マウスキメラ型モノクローナル抗体である。
代謝経路:ヒトに関する代謝及び排泄、透析による除去率に関する資料なし。

<代表的なレジメン>

EGFR陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん:単剤投与、CPT11+セツキシマブ、FOLFOX+セツキシマブ、FOLFIRI+セツキシマブ
EGFR陽性の治癒切除不能な局所進行頭頸部扁平上皮がん:放射線療法+セツキシマブ
EGFR陽性の治癒切除不能な再発・転移性頭頸部扁平上皮がん:CDDP/5FU+セツキシマブ

・使用時の注意点

投与方法:点滴静注。生理食塩液以外の注射剤と混合を避ける。
投与量・投与速度:通常、週1回、初回は400mg/m2を2時間かけて、2回目以降は250mg/m2を1時間かけて点滴静注
慎重投与:間質性肺疾患や心疾患の既往歴
前投薬:インフュージョンリアクションを軽減させるため、本剤投与前に抗ヒスタミン薬を投与(必須)。さらに副腎皮質ホルモンを投与すると、インフュージョンリアクションが軽減されることがある(適宜)。前投薬終了からセツキシマブ投与開始までの時間に関しては統一された見解はない。

・重大な副作用

インフュージョンリアクション
皮膚障害
下痢
間質性肺炎
心障害

・その他注意が必要な副作用

低マグネシウム血症

・投与に関するポイント

インフュージョンリアクションが起こりやすいタイミングや症状について確認しておく。異常を感じた場合は、すみやかに医療者に報告する。

皮膚症状の強さと治療効果は相関することが報告されている。治療継続のためには、スキンケアで症状の重症化を防ぐことが重要。

皮膚症状は、患者の心理的苦痛やQOL低下を招く。個々の生活症状に合わせた投与量の減量や休薬、スキンケア方法のアレンジが求められる。

・・・

以上、セツキシマブ(アービタックス)の情報でした。

がんと闘うには、行われる治療の情報(目的や効果)を具体的に理解しておくことが大切です。

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本村ユウジ

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