26.メンタルケア

がんと睡眠~睡眠は心と体を休める大事なもの

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人の体は自律神経がバランスよく働くことで体調が整えられます。交感神経が優位なときは緊張感が高まり、活動力が増大します。そして、副交感神経が優位になると、リラックスし、心も体も休息の状態になります。

睡眠には、この自律神経の働きを整える大切な役割があります。十分な睡眠をとることで、副交感神経が優位になり、筋肉の弛緩、心拍数の減少、血圧の低下など、心身がリラックスした状態になります。また、白血球の中のリンパ球が増えることで、免疫力も正常な状態に維持されます。

■心身をリラックスさせて良質な睡眠を得る

良質な睡眠を得るには、副交感神経が優位になるような工夫が必要です。寝る前にテレビやパソコンの液晶画面から発せられる強い光を浴びたり、食事をして腸を働かせていると、交感神経が優位のままになってしまいます。

軽いストレッチやマッサージなどで体の緊張感をほぐしたり、アロマオイルを焚くなどして、心身がリラックスしやすい環境をつくりましょう。

■疲労回復に役立つ成長ホルモン

損傷した体の組織を修復したり、代謝をコントロールして疲労回復や体調の維持に役立つのが、成長ホルモンです。成長ホルモンは、22時~深夜2時に多量に分泌され、特に、寝入り端のノンレム睡眠時に集中して分泌されます。

最初のノンレム睡眠は入眠から1~2時間後になるため、この時間帯の睡眠はとても重要です。夜ふかしをせず、いつも決まった時間に就寝するほうがよいといえます。

■日常的な動作を規則正しく毎日行うことから始める

無理のないペースで体を動かすことも大切です。まずは、朝起きたら着替え、顔を洗い、朝食をとり、体に負担がかからない程度の家事をするなど、日常的な動作から始めるとよいでしょう。

大切なことは、毎日規則正しく、継続して行うことです。これにより、自律神経のバランスが整えられて、良質な睡眠の確保や排便のコントロールなど体調の維持に役立つだけでなく、心も前向きになります。

深呼吸や軽いストレッチにも心身をリラックスさせる効果があるので、朝起きたときや夜寝る前など、意識して行うとよいでしょう。

以上、睡眠についての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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本村ユウジ

「がんの研究と、患者さんのサポート」を2008年から続けています。現在まで、3,000名を超えるがん患者さんやご家族をサポートしてきました。詳しいプロフィールはこちら。

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