05.肺がん

肺がん治療で使われるラジオ波焼灼療法(RFA)

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肺がんの「先進医療」として「CTガイド下ラジオ波焼灼療法(RFA)」が認められています。RFAは肝臓がんの内科的治療として古くから用いられていますが、それが肺がんでも行われていることはあまり知られていません。この治療法は電磁波の一種であるラジオ波による熱でがん組織を死滅させることを目的とした方法です。

肝臓がんでのRFAはがん組織を確認するときに、超音波画像を使いますが、肺がんの場合は空気が邪魔をするため、CT(コンピュータ断層撮影)が使われるのが特徴です。

具体的には患者の皮膚から針を肺に向かって刺し、がん組織に確実に命中させ、ラジオ波を流して針の周囲を70~80度にしてがん細胞を破壊します。たとえば直径3センチのがんであれば焼灼直後はCTに4~5センチの大きさで白くぼやけて映ります。それが時間の経過と共に小さくなり、がんの壊死を確認することができます。

治療は平均1~3回で入院期間は通常7~10日です。RFA治療後は経過観察が必要となりますが、直径2センチ以下の肺がんでは十分にがん組織が焼灼されていると約80%再発はないといわれています。

ただし条件を満たさないと治療成績は低下するので、適応となるかどうかは大きなポイントになります。RFAの適応条件は以下のとおりです。

「体力がなく手術が困難な患者」「手術での根治が期待できない」「患者が手術を希望しない」「年齢が80歳以下」「治療中、姿勢を維持できる」「肺がんは非小細胞がん(扁平上皮がん、腺がん、大細胞がん)で、がんが心大血管や肺門に近接していない」「遠隔転職、リンパ節転移などがない」などです。

以上、肺がんのラジオ波焼灼法についての解説でした。

ラジオ波による治療は根治的な治療とはいえませんので、治療を受けてもそれで終わりではなく、再発するケースも多いのが現実です。

今後、どのようなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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