04.大腸・直腸がん

KRAS遺伝子変異と抗EGFR抗体薬とは|大腸がん

投稿日:

KRAS遺伝子変異と抗EGFR抗体薬

抗子標的薬のセツキシマブ(アービタックス)とパニツムマブ(ベクティビックス)は、EGFR(上皮成長因子受容体)を標的とした「抗EGFR抗体薬」で、細胞増殖のシグナル伝達を遮断することで、がん細胞の増殖を抑えます。最近、抗EGFR抗体薬の効果はKRAS遺伝子に変異があるかどうかによって決まることが分かってきました。

KRAS遺伝子はがん遺伝子の1つで、正常細胞では細胞増殖を進めるアクセルの役目をしていますが、KRAS遺伝子に変異が起こるとそのアクセルが常にはたらき、大腸がんなどでがん細胞の増殖が進むとされます。

KRAS遺伝子に変異があると抗EGFR抗体薬の効果が期待できないのは、KRAS遺伝子はEGFRよりもシグナル伝達の下流にあるため、EGFRをブロックしても細胞増殖が進んでしまうためと考えられています。

----------------------------

闘病ブログはとても参考になると思います。
にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


がん・腫瘍 ブログランキングへ

ガイドブック差し上げます

  • この記事を書いた人
yuji-motomura

本村ユウジ

「がんの研究と、患者さんのサポート」を2008年から続けています。現在まで、3,000名を超えるがん患者さんやご家族をサポートしてきました。詳しいプロフィールはこちら。

-04.大腸・直腸がん

Copyright© 本村ユウジ公式サイト・ブログ , 2018 All Rights Reserved.