コラム

がんと食事・食生活はホントに関係あるの?

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がんと食事・食生活

食事・食生活を変えれば癌(がん)を治せる、という説があります。

この説は長い間議論を呼んでいます。食事でがんが治る、と何冊も本を出している人もいますが、いっぽうで病院に勤める医師で「食事でがんが治る」という人はいません。むしろ「食事を変えてもどうにもならん。好きなものを食べなさい」と指導する医師がほとんどです。

食事でがんは治る、という人と、絶対に治らないという人がいるわけです。シンプルに考えれば「誰かがウソをついている」ということになります。

私(本村ユウジ)は、数年前に患者サイドの人間としてあらゆる食事療法を研究しました。身内が肺がんや膵臓がんになったとき、実践していたこともありますし、どのような経過を辿るのかは確認しています。ですのでそのときにある程度の結論は出ていました。

その後、長いサポート生活を経て多くの患者さんの行動をみてきました。現在はネットなどであらゆる情報を得られる社会ですので、みなさん色んなことをしているのです。書店に置いてある食事療法はもちろん、あらゆるサプリメント、健康食品まで。

どんな患者さんが何をしてきたのか、そして結果はどうなったのかということを何年も見てきているので、「がんと食事・サプリメントとの関係」については知識&経験から確信に近い答えを持っています。

全てはここで書きませんが、「食事でがんが治る」・・・これはYesかNoかで答えられるものではないのです。

色んな条件が関わってきます。食事に対する考え方や摂る内容はもちろん、がんの種類や年齢、その人の体調や今までの生活習慣などです。

詳しい話はガイドブック、「がんを完治させるための5つのルール」をダウンロードして読んでいただければと思います。

■世に出ている「がんの食事療法」について

書店に行けば様々な本が並んでいますね。「玄米菜食に努めよう」または糖質を断つことで「がん細胞に栄養を与えないようにしよう」といった説ですが、日本でこのような食事・食生活に関する話題が盛り上がってきたのは2008年頃です。

しかし実は「がんと食事」に関する話は歴史が古く、その源流といえるのはドイツの医学博士マックス・ゲルソン氏が提唱した「ゲルソン療法」です。ゲルソン療法が書籍として世に出たのは1989年なので、すでに25年もの歴史があるといえます。

マックス・ゲルソン氏が提唱した「ゲルソン療法」

ゲルソン療法の内容は、「動物性のたんぱく質を摂らない」「ナトリウムを一切摂らない」「大量の野菜ジュース」「コーヒー浣腸をする」など、徹底した食生活の管理です。内容的にはかなりストイックですが、健康や栄養学に関する示唆に富んでいます。

ゲルソン療法から得られる知識はとても重要なものでしたが、本当にそれで「がんが治せる」のであれば、この世からとっくにがんで亡くなる人はいなくなっているはずです。発表されてから25年も経過し、日本でも訳された書籍はずっと前から書店に並んでいます。

ゲルソン療法の派生的な食事療法を薦める星野さん、済陽さんなどの本も簡単に手に入るので、本当にこれらで肺がん、肝臓がん、膵臓がんなど厳しいがんも治っていくのだとしたら、今ごろ「がんで命を失う日本人」も減少していてもおかしくありません。

しかし、日本でがんになる人は年々増え続け、亡くなる人も増え続けています。芸能人ががんで亡くなった、厳しい治療を受けて苦しんでいるというニュースは毎日のように流れてきますが、「日本のがん死亡者減少」など改善を示す情報は皆無です。

これはどういうことなのか?

世に出ている食事療法の「内容が間違っていて、これをやっても良くならない」のか。それとも「実践するのが難しくて誰も出来ていない」のか。それともやはり病院の医師が口を揃えて言うように「食事をがんばってもどうにもならん」のか。

たった今、がんと闘っている人が知りたいのはそこであり、「白米よりも玄米のほうがいい」という細かい話ではないはずです。

「がんと食事はどんな関係があるのか」「がんと食事・食生活をどう考えて向き合えばいいのか」という根本的な話のはずです。

このような話をするためには、「そもそもがんとはどんな病気なのか」「がんはどうやって発生するのか」「体に入る栄養はどんな働きをするのか」など根っこになる知識や情報が必要です。きちんと知識を持ち軸を持たないと「アレがいい」「コレがいい」という枝葉の情報に翻弄されてしまうのです。

■がんと食事・食生活に関する研究

病院で「がんが良くなる食べ物はなんですか」と医師に聞いても「なんでもいい」と言われてしまいます。ですので、がんと食事・食生活は「公式ではないもの。王道ではないもの。なんだか怪しげな話」という位置づけにされがちです。

しかし、実は欧米の公的な機関、日本の大学などでも古くから研究されてきたテーマでもあります。むしろ1980年代~1990年代に研究しつくされ、たくさんの報告が出ているためにあえて最近はそのような研究がされていないと思えるほどです。

おそらく薬事法の関係もあるのでしょう。この10年ほどで「○○がこの病気に効く」などという表現は強く規制されてしまったので、報告を公表するのが難しいはずです。報告しにくい研究にお金をつぎ込むのも難しいので、多くの研究者は細胞の研究や薬の研究に注力しているのだと思います。

さて、過去の「がんと食事」の研究結果のなかで、もっともインパクトがあったのがアメリカの国立がん研究所が1990年に発表した「デザイナーフーズ・プログラム」です。

■世界最大のがん研究所による「がんと食事」の研究結果

アメリカの国立がん研究所は、世界で最大のがん研究機関です。その規模は「年間5000億円の予算」と「6000人を超える人員」を擁しています。最新のがん治療に関する研究や臨床試験の牽引役であることはもちろん、世にある抗がん剤のほとんどについて研究開発に携わっています。

アメリカの国立がん研究所

アメリカの国立がん研究所

また、アメリカでは政府が「国家がんプログラム」を戦略の柱としていますが、国立がん研究所はその戦略とも連携が深く、重要な枠割を担っています。

宇宙開発に例えればNASA(ナサ)のような位置づけである、この国立がん研究所は1990年に「がんと食生活」関する大規模な研究「デザイナーフーズ・プログラム」を実施し、その成果として「がんを予防する可能性のある食品」を発表しました。

フルーツ、野菜、ハーブ、穀物など約40種類の具体的な食品・食材が挙げられ、当時はかなり大きな話題になりました。そして今もこの内容は公式な見解として存在し続けています。

食品群は3つのグループ(1群、2群、3群)に分けられました。1群のほうが重要度が高く、がん予防効果の可能性が高いとしています。

1群 にんにく、きゃべつ、甘草、大豆、しょうが、セリ科(にんじん、セロリなど)
2群 たまねぎ、茶、玄米、ターメリック、亜麻、全粒小麦、柑橘類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ)ナス科(トマト、ナス、ピーマン)アブラナ科(ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ)
3群 メロン、バジル、タラゴン、からす麦、はっか、オレガノ、きゅうり、タイム、あさつき、ローズマリー、セージ、じゃがいも、大麦、ベリー類

このように、具体的に食品・食材が挙げられているのです。

■「予防」だから、がんになってから摂ってもムダなのか?

世界最大のがん研究機関である、アメリカの国立がん研究所が「がんと食事(食生活・食材など)」について公式な見解を示し、これらを摂取し、ジャンクフードなどの高脂肪、高糖質の食生活を改めることが重要だと認めているのです。

代替療法の研究機関ではなく、手術や放射線、抗がん剤などのスペシャリストが集まる研究所です。日本の多くの医師が「何を食べてもよい」と発言しているのは不勉強、知識の欠如といわれてもしかたがありません。

反論があるとすれば、「デザイナーズフードはあくまで予防なので、がんになってから摂っても意味がない」とするものでしょう。

しかし、がんの治療に「これで治る」という治療法は存在しません。手術も放射線も抗がん剤も、全ては対処療法であり予防なのです。

手術はがん細胞を「臓器や器官ごと」取り除く方法です。がん細胞だけキレイに切り取れるなら治療といえるかもしれませんが、臓器や器官を摘出しなければならないという方法を「治療」といえるのかが疑問です。

あまりに一般的になっているので疑問に思わない人が大半ですが、人間の病気を治すのは健康になることが目的です。臓器や器官を取るのは健康とは真逆の行為です。命と引き換えにならやむを得ない、といえる背水の行為であって「これで治りますよ」などと、健康になれるかのように気軽に手術をしようとする風潮には強い疑問を感じます。

百歩譲って、手術をしてがんと臓器を切り取れば「がんを治せた」といえるのであればよいですが、手術後のがんの再発・転移は高い確率で起こります。そう、治らないのです。手術は「治癒する」方法ではなく、一時的にがんを取り除く対処療法に近いのです。

これは放射線も同じです。重粒子線や陽子線など高度な放射線技術も登場していますが、放射線を当てたのに、そこから再発した、などということは日常的に起きています。

抗がん剤は「一時的にがんを攻撃し、縮小できるかもしれない」という治療法です。リンパ腫や絨毛がんなど一部のがんは抗がん剤でほぼ治ったという状態に持ち込めることはありますが、胃がん、肺がん、肝臓がんなど多くの人がなる「がん」においては、消滅させることはできません。

正常細胞ごとがん細胞を攻撃し、がん細胞を小さくすることは可能ですが、できるのはそこまでです。ずっと使えればよいですが副作用や耐性のために長期間使うことはできません。つまり抗がん剤(その他分子標的薬やホルモン薬)も「対処療法」であり、これ以上悪化させないための予防法です。

一度がんになったら「予防が意味ない」と考えるのは大きな間違いです。がんと闘ううえで重要なことは再発・転移をさせないという「予防的な考え」です。

今以上の進行をさせない、そのために予防的な効果のある食材を日々の食卓に並べる、ということを否定すべきではありません。

かといって、どんな食材にも良い面があれば、良くない面もあります。1群にある「にんにく」も過剰に食べると「胃腸の荒れ」「下痢」などの色々な症状が出てきます。このような症状が出るということは粘膜に対して刺激が強いということです。

粘膜を傷つけることは「がん化」にも影響します。なんでも極端にしないことが重要です。

がんと正しく闘うには、医師の言うことであっても鵜呑みにするのは間違いです。1つ1つの情報を冷静にとらえ、分析しながら解釈しないと正しい選択ができないのです。

とはいえ、短期間で正しい知識を得るのはとても難しいです。「これだけは押さえておいたほうがよい」という知識・情報を一冊のガイドブックにまとめたので、気になる方は目を通してみてください。

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